精密工学会誌
Online ISSN : 1882-675X
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格子パターン投影による三次元形状の自動測定
吉澤 徹鈴木 賢策
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1987 年 53 巻 3 号 p. 422-426

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抄録
本方法を用いることにより,約1/30sで測定物体の三次元形状の情報を取り込み,形状計測の自動化をはかることができた.測定間隔が粗い場合には,格子パターンの走査にプロジェクタ内の格子を移動させる機構を用いることにより,格子線間の補間を行い,測定データを密にすることができた.この格子線間補間の方法を加えることにより,測定点が粗いという欠点を補うことができるので,より実用的なシステムを築くことが可能となった.
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© 社団法人 精密工学会
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