杏林医学会雑誌
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特集「クリティカルケア領域における早期リハビリテーションの実際」
脳卒中センターにおける早期リハビリテーションの実際
髙橋 ひとみ
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2016 年 47 巻 1 号 p. 49-53

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抄録

 当院の脳卒中センターでは,発症後早期から患者の意識レベルや神経学的所見の変化を観察し,Rehabilitationを実施している。発症後早期から行われるRehabilitationは,Therapist(PT,OT,ST)が実施する内容はもちろんのこと,看護師が実践するRehabilitationは,Nursing careを通して実施される。つまり,Nursing care=Rehabilitationの考え方で,ケアを通して,廃用症候群の予防や,self-careのレベル向上に繋がっている。そこで,当院の脳卒中センター(SU/SCU)に勤務する看護師が,日ごろから実践しているRehabilitationの意味も含めたNursing careについて記述する。

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