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高萩 隆行
セッションID: 1A31
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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ウェット処理シリコン表面における水素終端の発見とその解析に関する研究
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川合 真紀
セッションID: 1A34
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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固体表面における単分子の動的挙動に関する研究
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冨重 圭一
セッションID: 1A01K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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メタンからの高速・高効率水素製造:バイメタル微粒子の構造とホットスポット抑制機能
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石原 達己
セッションID: 1A03K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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水素透過膜を用いるCH4_-_H2O-O2反応による低温での水素製造
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久保 百司
セッションID: 1A05K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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電極反応ダイナミクスの量子分子動力学シミュレーション
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大澤 雅俊
セッションID: 1A08K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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時間分解表面増強赤外分光によるPt電極触媒反応ダイナミクスの解析
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渡辺 政廣
セッションID: 1A10K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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メタノール酸化、耐CO被毒水素酸化用電極触媒の開発とその触媒機構
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川田 達也
セッションID: 1A12K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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高温酸化物電極での酸素の反応・輸送経路の解析
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本林 健太, 松本 周子, 金 有洙, 川合 真紀
セッションID: 1B01
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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金属表面上の水分子という系は、電極反応や触媒反応などにおいても重要で、その物性には大いに興味が持たれている。そのため、表面科学の分野でも盛んに研究が行われてきたが、未だ明らかにされていない部分は多い。本研究では、走査トンネル顕微鏡を用いた原子レベルでの表面観察や単一分子振動分光を通じて、Pt(111)表面上に孤立吸着した水の単分子や二量体の吸着構造、動的挙動及び振動状態についての考察を試みた。
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桐村 知行, 首藤 健一, 田中 義人, 石川 哲也, 田中 正俊
セッションID: 1B02S
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
高輝度硬X線を用いた元素選択的励起脱離の現象解明のため、CBr
4を吸着させたGe(001)表面において臭素のK殻励起によるイオン脱離を調査した。パルスカウンティング四極子質量分析器を使って臭素イオンの観測に成功した。本成果により、重い元素の内殻励起を可能にする硬X線領域の光でも内殻励起脱離が起こることが示された。
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荒船 竜一, 林 慶, 高木 紀明, 川合 真紀, 上原 洋一, 潮田 資勝
セッションID: 1B03
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
我々は波長可変レーザーを光源として、酸素吸着Cu(001)表面の超低速光電子スペクトルを高いエネルギー分解能で測定した。吸着種の分子振動のみならず放出光電子の基板Cu(001)の表面フォノン励起に由来するスペクトル構造を見いだした。
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長井 智幸, 中西 周次, 中戸 義禮
セッションID: 1B04
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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Pt(111)電極はアニオンの吸脱着により特徴的な電流!)電位曲線を示す。このときの吸着構造に関して、STMや分光学的手法などのin-situ測定をもとにした議論が今も続いている。本発表では、Pt(111)電極上に置いた油滴接触角が電位に依存して変化したという結果から、これまでの研究とは視点を変えて界面張力の観点から吸着構造モデルについて考察する。
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保田 英洋, 森 博太郎
セッションID: 1B05
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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表面に固有の緩和構造や再構成構造については数多くの知見が得られてきたが、その原子移動のダイナミクスに関しては未知な点も多い。ここでは、Au表面原子のダイナミクスについて調べた。超高真空電顕によって清浄なAu薄膜の原子移動を断面からその場観察した。4_から_5nm程度の間隔で双晶界面が導入されたAu(100)表面においては、しばしば第1原子層に過剰な原子列が挿入された再構成構造が形成され、それが激しく移動を繰り返すことが明らかになった。
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山本 真人, 須藤 孝一, 岩崎 裕
セッションID: 1B06
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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本研究では、SrTiO
3(001)表面にSTMの探針で数原子層程度の穴をあけ、その穴が750℃で熱緩和していく様子をその場観察した。その結果、穴の側面の傾斜角度が、30°程度のときに、穴が底から一層ずつ埋まっていく、layer-by-layerでの緩和過程が観察できた。また、このとき穴のふちが広がっていく様子も見られた。これらの結果は連続体ステップモデルによる解析によってよく説明できた。
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木坂 祐介, 天野 健太郎, 橋本 明奈, 野島 雅, 尾張 正則, 二瓶 好正
セッションID: 1B08
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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X線光電子回折(X-ray photoelectron diffraction)法は,固体表面の構造と化学状態情報を同時に取得できる効果的な分析法である。しかし、測定時間が長いため、表面ダイナミクスといった時間経過による構造変化を測定するのは困難であった。 そこで、測定迅速化のため、データ処理スキームといったソフトウェアの改良を施し、実際に半導体基板の再結晶化ダイナミクスを追跡した。
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木村 健太, 金崎 順一, 谷村 克己
セッションID: 1B09
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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グラファイト (0001)表面にレーザー光(80fs, 1.55eV)を照射すると、炭素原子間のsp3結合から成る新規表面構造相が誘起される。この相転移は、p偏光の光照射によってのみ誘起され、効率は励起光強度に対して非線形に増大する。講演では、フェムト秒時間分解反射分光法による動力学測定と共に、走査トンネル分光による誘起構造の電子的性質を解明する測定を行った結果も含めて報告し、相転移機構を議論する。
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高木 康多, 中辻 寛, 吉本 芳英, 小森 文夫
セッションID: 1B10
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
Ge(001)清浄表面では、STM探針から表面を構成するダイマー表面状態に注入したキャリヤーが、ダイマーの傾斜方向を非局所的に反転させることが知られている。本研究では、この表面の位相欠陥であるダイマーの傾斜方向がそろっている二つの隣り合うダイマーの動きを、低温STMを用いてトンネルキャリアー注入後に観察し、トンネル注入キャリアーの表面状態伝播ダイナミックスを議論する。
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二宮 直樹, 田中 悠太, 持地 広造
セッションID: 1B11
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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グラファイト表面に吸着させたDNAの低エネルギー電子照射効果を検討した。電子照射によるDNA形状変化のSTM観察および脱離イオンの計測を行い、形状変化および脱離イオンの種類と収率に及ぼす電子エネルギーの影響を調べた。講演では、今回の実験結果についてDNAの主鎖切断などの放射線誘起反応の観点から考察する。
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窪田 靖彦, 山口 浩樹, 崎山 幸紀, 高木 周, 松本 洋一郎
セッションID: 1B12
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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SiC結晶成長においてポリタイプが生じる要因を明らかにするために,密度汎関数法を用いた解析を行った.各ポリタイプの表面エネルギーを計算し,古典核生成理論を用いて温度,圧力などの反応条件によりどのポリタイプが成長しやすいかの評価を行った.その結果,実験結果との定性的な一致が得られた.さらに,基板表面へのラジカル(Si2C,Si)の吸着により結晶成長が行われるという仮定の基,反応経路を検討した.
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長谷中 仁志
セッションID: 1C01S
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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我々は「バイオテクノロジー」の一つであるタンパク質超分子のフェリチン粒子を用いることにより、新しい微細加工技術の確立を目指している。今回はその工程を確立することを目的とした。第一にフェリチン粒子をSi基板へ吸着させる工程を確立させた。第二に基板に吸着したフェリチン粒子の任意に選択した領域を大気環境中で加工(Si基板から排除)し、Si基板表面を露出させることに成功した
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奥津 吉隆, 保田 諭, 佐々木 慈郎, 吉田 昭二, 中村 徹, 谷中 淳, 武内 修, 重川 秀実
セッションID: 1C02
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
自己組織化単分子膜の技術と金探針を用いた超高真空STMを組み合わせることで、単一分子のワイアー構造を形成し、その伝導特性を、精密に、また繰り返し測定することが可能な手法「点接触法」を考案した。末端基が異なる分子を用いて実験を行うことで、末端基の違いが伝導特性や金基板と分子の結合の安定性に大きく影響することを直接示すことに初めて成功した。今後、分子デバイスを開発する上で重要な知見となると考える。
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田沢 雅也, 高木 大輔, 本間 芳和, 鈴木 哲, 小林 慶裕
セッションID: 1C03
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
単層カーボンナノチューブ(SWNT)のCVD成長その場観察をRaman分光法により行い、カイラリティの情報が得られるRBMの観察に初めて成功した。RBMとG-band、D-bandから成長過程での構造変化を解析した。さらにRBM出現までの待機時間から、成長時間とSWNTの径分布の関連を調べた。以上の結果からSWNT成長過程の構造やメカニズムをより詳細に議論することが可能となった
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山嵜 明, 高木 大輔, 鈴木 哲, Jeong Goo-Hwan, 小林 慶裕, 吉村 英恭, 本間 芳和
セッションID: 1C04
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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タンパク質をもとに生成した均一サイズナノ粒子を触媒として、サファイア基板上での単層カーボンナノチューブ(SWNT)の配向成長について検討した結果を報告する。原子間力顕微鏡及びラマン分光法から求められた配向成長SWNTの径分布と触媒サイズとの相関から、ナノチューブ成長における基板効果を議論する。また、パターン形成基板上での配向成長様式の解析から、先端成長機構で進行することを明らかにする。
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植田 哲弘, 磯野 俊成, 大矢 剛嗣, 荻野 俊郎
セッションID: 1C05
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
カーボンナノチューブ(CNT)は広い表面積・分子吸着特性を有し、生体関連物質を計測するための土台として有望である。本研究では、最適な観測場を作ることを目的としてCNTに様々な化学処理を施し、その時のCNT表面の化学状態を赤外分光法を用いて評価する。
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橋本 惇一, 鈴木 哲, 小林 慶裕, 荻野 俊郎
セッションID: 1C06
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
最近我々は20eV_から_20keVの低エネルギー電子・光子照射が単層ナノチューブに損傷を与えることを報告した.今回,電子描画装置を用いて金属的ナノチューブの一部に電子照射を行うことにより,その電気特性を半導体的に変えられることを明らかにした.半導体的特性は低温のみではなく室温でも保たれる.また低温電気特性に観測されるクーロンギャップの照射による増大も観測された.
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木口 学
セッションID: 1C08
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
電気化学電位によるAuナノワイヤーの構造制御
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保田 英洋, 森 博太郎
セッションID: 1C10
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
最近、GaSb化合物ナノ粒子を電子励起すると、III族とV族元素への相分離やアモルファス化等の構造相転移が起こることが明らかにされた。その場蒸着装置が組み込まれた電顕を用いて電顕内で作製した粒径10から30nmのGaSbナノ粒子の電子励起にともなう微細構造の変化をその場観察し、電子励起誘起相転移におよぼす励起電子線のエネルギーの影響について調べた結果を報告する。
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大橋 達也, 小西 俊輔, 杉本 渉, 高須 芳雄
セッションID: 1C11
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
ダイヤモンド結晶粒子および配向性ダイヤモンド薄膜表面に金属ナノ粒子を担持して窒素!)水素混合気流下で加熱すると、触媒金属がダイヤモンドを掘削し、ナノホールおよびナノチャンネルを形成する。その形は結晶面によって異なり、掘削挙動がダイヤモンドの表面原子配列を反映していることを示している。本発表では主に、結晶面の影響および、加熱雰囲気や温度などの条件が金属ナノ粒子の多孔化に及ぼす影響について報告する。
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千葉 雅史, 堀田 英樹, 信木 関, 久慈 俊郎
セッションID: 1C12
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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Mgを含むA
2B合金は水素吸蔵合金として注目されている.母相としてFe(bcc)とCo(hcp)を選択し,Mg(hcp)を添加することによって得られる2元系合金微粒子の作製を試みた.しかし混合エンタルピ(Δ
Hmix)が正であるため,一般的な作製手法では単相を得にくい.そこでΔ
Hmixの符号に左右されない合金作製法として有望な機械的合金法を適用した.得られた粉末の構造や特性を種々評価した.
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神崎 直之
セッションID: 1D01K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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膜タンパク創薬スクリーニング技術の現状
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森 泰生
セッションID: 1D03K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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細胞シグナルクロストークにおけるTRPチャネルの役割
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森垣 憲一
セッションID: 1D06K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
固体基板表面におけるモデル生体膜の構築
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星野 忠次
セッションID: 1D08K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
糖鎖生体膜シミュレーションモデルによる膜タンパク質の挙動解析
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宇理須 恒雄
セッションID: 1D10K
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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小型高性能イオンチャンネルバイオセンサーの開発
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近藤 剛弘, 加藤 浩之, Bonn Mischa, 川合 眞紀
セッションID: P01Y
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
Ru(0001)及びCO/Ru(0001)に堆積したアモルファス氷薄膜層の結晶化過程をHe原子線散乱(HAS),反射赤外吸収分光(IRAS),及び等温脱離種計測(ITPD)によってそれぞれ同時計測した.結晶化の際に表面モフォロジーに大きな変化が起きることが分かった.また,IRASやITPDでは判別困難な表面モフォロジー変化の違いが下地表面の違いにより生じることをHASによりとらえることに成功した.
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橋之口 道宏, 盛谷 浩右, 岡田 美智雄, 寺岡 有殿, 笠井 俊夫
セッションID: P02
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
表面に入射する分子の配向は、反応速度や反応生成物の組成に大きく影響することが期待される。本研究では、配向分子ビーム法とX線光電子分光測定による反応生成物直接観測をもちいてNO/Si(111)7x7表面反応について調べた。室温以上の温度においてNO分子は解離吸着過程であり、今回測定から、解離吸着の反応過程において、N端からの衝突で反応性が優位である結果が得られた。
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柳生 進二郎, 吉武 道子, 知京 豊裕
セッションID: P03
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
有機分子と固体表面との仕事関数に関する研究がセンサーや有機EL、太陽電池など応用面から重要になっている。本研究では、ジカルボン酸のCu(110)表面での吸着状態を反射赤外分光法及び、昇温脱離法、低速電子線回折を用いて明らかにした後、ケルビンプローブにて仕事関数の測定を行った。その結果、吸着状態の違い(分子の長軸が表面に対して垂直、平行に位置する)により仕事関数が変化することが実験的に明らかになった。
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中西 昂介, 村上 健, 山田 剛司, 宮久保 圭祐, 宗像 利明
セッションID: P04
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
HOPG表面上にナフタレンを吸着させた系の電子状態を紫外光電子分光法により観測した。1ML以下では、BE2.7eVのHOMOにナフタレンの分子振動が観測された。1ML以上では、BE1.5eVにステップ状の連続状態が観測された。これらの結果は、吸着にともなう分子の電子状態を知る手がかりになると期待される。さらに、レーザーを光源とした2光子光電子分光測定も行っており、非占有準位の変化についても議論する。
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堀 信康, 須藤 孝一, 岩崎 裕
セッションID: P05
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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タンパク質であるタウマチンを結晶化させ、その結晶表面を原子間力顕微鏡を用いて、分子分解能で観察した。分子分解能の観察からキンクでの不純物の取り込みや結晶表面での格子配列、ステップでの分子の吸着や脱離の様子が得られた。
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中西 洋介, 永富 隆清, 高井 義造
セッションID: P06
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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本研究ではSc-O/W(100)陰極の実用化に向けて,Sc-O/W(100)表面において高温で起きる表面現象及び電子放出機構の解明を目的としてSc-O/W(100)表面のキャラクタリゼーションを行っている.本講演では,高温での酸素暴露により起きるSc-LMMオージェピークプロファイルの変化からSc-O/W(100)表面の相転移現象を調べた結果について報告する.
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頭島 康博, 杉浦 匠
セッションID: P07
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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水分・有機物など空気中に存在する分子状汚染物質を極限まで低減可能な超低露点低有機空気供給システムを開発し,水分濃度10ppb・有機物濃度1ppb以下の超高清浄環境を実現した。さらに,高清浄環境曝露での各種デバイス用部材表面汚染を検討した結果,一般環境中に曝露した場合に比べ高清浄環境中では表面への分子状汚染物質の吸着量を大幅に低減できることを確認し,高清浄環境が表面汚染抑制に有効な見通しを得た。
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吉村 真史, 松井 文彦, 大門 寛
セッションID: P08
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
近年、生体分子は機能デバイス材料として注目され、ナノサイズでの構造制御を行うことが試みられている。我々の研究グループでは、これまでに固体表面上への有機・生体分子の吸着を試み、吸着構造とその構造制御について明らかにしてきた。本報告では、アミノ酸の一種であるL-Tyrosine分子に着目し、Au/Si超構造上における吸着状態の解明とその構造制御に関して、RHEED、STM、XPS等の手法を用いて解析した結果について報告する。
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卞 太寿, 小原 通昭, 荒船 竜一, 白木 將, 高木 紀明, 川合 真紀
セッションID: P09
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
フェロセンFe(C
5H
5)
2などの遷移金属を含んだ有機金属化合物の表面吸着系は、スピンと電荷の両方の自由度を利用するナノスケール電子デバイスのモデルシステムとして大変興味深い。本研究では、極低温走査トンネル顕微鏡(STM)および紫外光電子分光法(UPS)を用いて、Cu(110)基板上に吸着したフェロセンの表面構造と電子状態を調べた。
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池滝 何以, 清水 章弘, 久保 孝史, 金井 要, 王 志宏, 大内 幸雄, 森田 靖, 中筋 一弘, 関 一彦
セッションID: P10
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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Ph
2-IDPLは、2つのフェナレニル骨格上に不対電子を非局在化させた一重項ビラジカル化合物である。結晶中では、フェナレニル環どうしが不対電子間の相互作用によってスタックし、1次元の鎖を形成する。本研究では、Ph
2-IDPLの薄膜を超高真空中で作製し、その分子配列を走査型トンネル顕微鏡で調べた。その結果、グラファイト上では、Ph
2-IDPLが鎖状にスタックし、これらの鎖が2次元的に配列することが示された。
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田村 秀俊, 山田 豊和, 水野 直澄, 長谷川 隆英, 溝口 正
セッションID: P11
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
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Fe-whisker単結晶を作成し、超高真空中でAr+スパッタ・加熱を行い表面酸化膜をあらかた除去した後、STM/STSにより表面形状観察と表面局所状態密度の観察を行った。鉄表面には、数十から数百nm間隔で鉄単原子ステップが横切っている。鉄表面上に存在するステップ、らせん転位、酸素原子等、種々の欠陥による鉄結晶構造・電子構造への影響を探った。
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金井 由加利, 木幡 彩子, 安江 常夫, 越川 孝範
セッションID: P12
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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Si(111)上でのErの成長過程を温度可変型STMにより観察した。基板温度依存性、被覆率依存性、ならびにSTMでの観察中のアニールについて詳細に検討を行った。
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安江 常夫, 中口 明彦, 郭 方准, 橋本 道廣, 上田 将人, 為則 雄介, 松下 智裕, 齋藤 祐児, 大浦 正樹, 竹内 智之, 辛 ...
セッションID: P13
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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In/Si(111)上でのSbの成長過程を低エネルギー電子顕微鏡、局所領域LEED、および放射光光電子顕微鏡により観察した。その結果SbとInの置換が起こり、InSbの形成は困難であることが示唆された。
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鮎田 隆一, 中山 隆史
セッションID: P14
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
最近、次世代Si系MOSFETのゲート金属+絶縁膜として、純金属とhigh-k材料の組み合わせが注目されている。特に金属種を変えると、ショットキー障壁は金属/半導体界面と逆方向に変化し、その原因は界面での原子結合の選択性にあると考えられている。本研究では、第一原理計算を用いて様々な金属/high-k酸化膜(HfO2, La2O3)界面を調べ、界面での原子結合(原子配置)とショットキーバリアの相関を明らかにする。
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仁井 陽道, 中山 隆史
セッションID: P15
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
フリー
最近、次世代Si系MOSFETのゲート金属+絶縁膜として、純金属とhigh-k材料の組み合わせが注目されている。しかし、金属/酸化物絶縁体界面のミクロな原子構造や熱的安定性はよくわかってない。本研究では、第一原理計算を用いて金属/high-k酸化膜(HfO2、La2O3)界面の安定構造とその構造の原子混晶化に対する安定性を調べ、金属/半導体界面と比較することで、この界面の特徴を明らかにする。
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中川 剛志, 横山 利彦
セッションID: P16Y
発行日: 2006年
公開日: 2006/11/06
会議録・要旨集
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レーザー励起光電子放出による磁性表面での磁気二色性実験結果を発表する。この手法はレーザーのエネルギーを仕事関数近傍に設定することで二色性の感度を上げている。講演では磁化曲線の測定を示し、実験室における汎用的な研究手法の磁気光学Kerrと比較する。さらに、ステップ表面での磁化の傾き、再配列転移の研究に本手法を適用した研究例を示す。
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