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越川 孝範
セッションID: 1A32
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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新しい光電子顕微鏡(PEEM)の開発と表面研究への応用
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大泊 巌
セッションID: 2A23
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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シングルイオン注入法の開発と半導体ナノテクノロジーへの応用に関する研究
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長谷川 修司
セッションID: 2A29
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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市川 昌和
セッションID: 1A21
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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半導体量子ドットにおいては、キャリアーの閉じ込め効果による、電子状態密度の離散化、電子と正孔の波動関数の重なりの増大や、波数保存則の緩和によって、発光効率の大幅な増大が期待できる。本講演では、変性した表面における自己組織化量子ドットについて、特に、表面第1層を酸化したシリコン表面における種々の量子ドットの自己組織的な成長過程と、これらの量子ドットの電子的、光学的な特性について報告する。
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尾身 博雄
セッションID: 1A23
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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自己組織化量子ナノ構造の最先端(仮)
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鳥本 司
セッションID: 1A25
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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半導体ナノ粒子複合体の光化学的構造制御と光機能性材料への応用
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藤田 大介
セッションID: 1A28
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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金ナノクラスターの創製と単電子効果の計測
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間野 高明
セッションID: 1A30
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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液滴エピタキシー法:これまでの研究と最近のトピックス
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神谷 裕一
セッションID: 1B03K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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本講演では、2つの多孔性ヘテロポリ酸塩の合成と酸触媒機能を紹介する。1つは12-タングストリン酸セシウム酸性塩で、その水中固体酸触媒反応について述べる。他方は、12-タングストケイ酸セシウム塩で、そのミクロ多孔性と形状選択的な酸触媒反応について紹介する。
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原 亨和
セッションID: 1B05K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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椿 範立
セッションID: 1B07K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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大小二元細孔を有するバイモダル触媒の新規調製方法、およびゼオライト膜と担持金属触媒からなるコアーシェル型に類似するカプセル型触媒の設計、調製手法について解説する。これら新規触媒の応用例としてFT合成、イソパラフィン合成などへの応用特徴を説明する。
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唯 美津木
セッションID: 1B09K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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触媒表面のナノ構造設計とダイナミック構造解析
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田 旺帝
セッションID: 1B11K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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本講演では、担持Ni触媒のモデルとして、TiO
2(110)表面におけるNiの単原子~クラスターの吸着構造について、サブAngstromの分解能で表面上に高分散した金属の3次元立体表面構造情報が得られる偏光全反射蛍光XAFS法と金属種の形状や吸着サイトの情報が得られるSTMにより得られた金属種の固定化原理について報告する。さらに、酸化物表面を有機分子で修飾することで金属種の構造を制御した研究例も紹介する。
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田中 基彦
セッションID: 1B21
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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DNAと生体膜孔相互作用の分子動力学
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荻野 俊郎
セッションID: 1B23
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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生体関連物質の固体表面への吸着特性
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手老 龍吾
セッションID: 1B25
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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固体表面の構造と物性がsupported planar bilayerに及ぼす影響
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原田 伊知郎
セッションID: 1B28
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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組織中において細胞は様々な細胞外マトリクス(ECM)成分に接着して従来持つ機能を発現している。近年、細胞は足場に存在するECM分子の成分だけでなく,足場の力学特性などの物理的な状態をも認識して機能を制御していることが明らかになってきた。現在まで我々はECMと細胞との力学的相互作用のメカニズムに迫るツールとして相互作用をイメージングする微細加工培養基盤の開発を行ってきたのでそれらについて紹介する。
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竹内 昌治
セッションID: 1B30
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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上野 信雄
セッションID: 1D01K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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近藤 寛
セッションID: 1D03K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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時間分解表面XAFSによる表面反応のin-situ解析
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原田 慈久, 徳島 高, 堀川 裕加, 仙波 泰徳, 大橋 治彦, Michael Odelius, Lars G.M. Pettersso ...
セッションID: 1D05K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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軟X線発光分光法による溶液の電子状態観測
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小澤 健一
セッションID: 1D07K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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金属/酸化物界面の電子状態は,半導体素子の微小化に伴い,デバイスの性能に大きく影響を及ぼすようになる。また,酸化物担持金属触媒では担持金属が発現する触媒作用が金属/酸化物界面の原子的・電子的構造に左右されることが知られている。本講演ではCu/ZnO吸着系を例にとり,単結晶ZnO表面上の吸着Cu層の価電子バンド構造が基質表面の原子構造によりどのように影響されるのかという点を検証した角度分解光電子分光実験の結果を中心に話をする。
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松田 巌
セッションID: 1D09K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
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半導体表面上金属量子薄膜の新奇物性
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武田 さくら
セッションID: 1D11K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
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磁気量子数の異なるSi価電子サブバンドの放射光エネルギー依存性
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高松 大郊, 山越 葉子, 福井 賢一
セッションID: 1D21S
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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光異性化により先端官能基のカルボン酸を出し入れできる三脚型針状分子をカンチレバー探針先端に固定した分子探針を用いて、TiO
2(110)-1×1表面のNC-AFM測定を行った。カルボン酸が先端に出たトランス型探針では、シス型探針の場合と比べて、表面水酸基がより顕著に画像化された。この結果は、TiO
2の表面水酸基と探針分子のカルボン酸との間で形成される水素結合を高分解能で識別できたことを示唆している。
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野村 淳士, 安 東秀, 西尾 隆宏, 江口 豊明, 小野 雅紀, 秋山 琴音, 長谷川 幸雄
セッションID: 1D22
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
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極低温FM-AFMの力の検出プローブに長辺振動型の水晶振動子を用いた。極低温FM-AFMシステムは、極低温STMシステムの探針ホルダーを二電極用に改良することで容易に構築可能である。振動子のばね定数が540000N/mと大きいため、0.1nm以下に振動振幅を小さくして短距離力を効率よく検出できる。この結果、約3.6Kの極低温下でSi(111)7x7表面の原子像を高分解能観察することに成功した。
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清野 宜秀, 永安 正憲, 森田 清三
セッションID: 1D23
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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探針先端-試料表面原子間に働く相互作用力の起源が半導体と異なるイオン結晶混在表面,(Ca,Sr)F
2(111)において、非接触原子間力顕微鏡を用いた表面イオン原子の元素識別を試みた。実験結果から、探針先端原子の極性に従い、明るく画像化されるイオン原子が異なることがそれぞれの原子分解能凹凸像からわかり、さらに2種類のカチオンについても明瞭に識別することに成功した。
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鈴木 秀士, 小池 祐一郎, 木下 久美子, 中村 元弘, 藤川 敬介, 田 旺帝, 野村 昌治, 朝倉 清高
セッションID: 1D24
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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次世代の高機能材料開発には、ナノ元素分析技術の実現が欠かせない。我々はX線支援非接触原子間力顕微鏡法(XANAM)という新しい表面ナノ元素マッピング法の開発を行っている。これまで試料-プローブ間の力場相互作用が試料元素の吸収端エネルギーのX線で変化する事を見出した。今回、力場相互作用が2種の力成分に分けられる事が、X線エネルギー毎のForce Curve測定等で示唆され、現在解析を行っている。
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杉本 宜昭, 院南 誠嗣, 阿部 真之, クスタンセ オスカル, 森田 清三
セッションID: 1D25
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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原子間力顕微鏡のカンチレバーを二次共振モードで振動させ、フォーススペクトロスコピーを行った。同じ探針を用いて一次共振モードと比較することによって、一次共振モードで広く用いられる周波数シフトと相互作用力の変換式が、二次共振モードでも成り立つことを示した。そして、二次共振モードのバネ定数を決定した。二次共振モードによって、小振幅でもフォーススペクトロスコピーが可能になった。
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近藤 博行, 寺田 康彦, 吉田 昭二, 海老澤 尚宏, 武内 修, 重川 秀実
セッションID: 1D26
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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STMに光学的なポンプ・プローブ法を組合わせたPPX-STM(Pulse-Paired excited STM)は高い時間・空間分解能をもつ。PPX-STMでは、探針直下の試料表面にレーザパルス対列を照射し、パルス対間の遅延時間の変化に対応するトンネル電流の変化を信号として測定する。本講演では、表面状態を持たない層状半導体WSe
2を試料として得られた時間分解信号の詳細について紹介する。
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五十嵐 貴亮, 田所 利康, 中嶋 健, 西 敏夫
セッションID: 1D28
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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従来の偏光SNOM/AFMでは、システムの消光比が十分でないため、薄膜やレターデーションの低い物質の偏光特性はハイコントラストで測定できない。本研究では、実用的な偏光コントラストを持つ偏光SNOM/AFMの開発目的として、消光性能の改善を図った。また、その実証として高分子球晶の微小構造観察を行った。その結果、システムの消光比は300を達成し、球晶をハイコントラストで観察することができた。
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岡林 則夫, 今田 洋平, 米田 忠弘
セッションID: 1D29
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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Au(111)表面上のオクタンチオール自己組織化膜にたいして,希釈冷凍機STMを用い,4.5Kおよび260mKで非弾性トンネル分光を行った.その結果,CH2伸縮振動,CC伸縮振動等を検出した.極低温下での非弾性トンネル分光の現状と,検出されたピーク幅に対する変調電圧と温度の寄与について議論する.
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南 貴博, 宮田 政樹, 勝又 源七郎, 板村 賢明, 佐々木 成朗
セッションID: 1D30
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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我々は原子間力顕微鏡の探針及びカンチレバーシミュレータを開発し、探針を試料表面に一定速度で接近、離脱する過程を、GUIを用いたアニメーションで相互作用力、エネルギーと同時に可視化出来るようにしている。本講演では、探針先端形状に依存するカンチレバーの振る舞いの変化を中心に、シミュレータのデモンストレーションを行なう。
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宮田 政樹, 勝又 源七郎, 板村 賢明, 三浦 浩治, 佐々木 成朗
セッションID: 1D31
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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我々は、動的モード原子間力顕微鏡のレバーの非線形挙動をシミュレートした。特に探針 - 試料表面間距離が非常に小さく(数Å)、探針が表面と強く衝突する時現れるカオスを調べる。先ず、探針のサイズが大きくなるにつれて、転回点の非線形分岐が増加して、臨界探針半径でカオスが生じる事を示す。次に、全ポテンシャルエネルギー面の動的解析からカオスの起源を議論する。
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樋口 尚之, 勝又 源七郎, 南 貴博, 佐藤 隆昭, 板村 賢明, 佐々木 成朗
セッションID: 1D32
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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原子間力顕微鏡探針の有限温度の熱振動を分子動力学法によって数値的にシミュレートする。数百個から数万個のサイズの孤立探針の先端原子の熱振動が、探針サイズに依存してどのように変化するかを評価して、動力学評価に必要最小限なモデルサイズ、境界条件を求める。次に探針-試料間相互作用が探針先端原子の熱揺らぎに与える影響を議論する。
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大島 和敏, 川井 茂樹, 板村 賢明, 川勝 英樹, 佐々木 成朗
セッションID: 1D33
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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原子間力顕微鏡(AFM)は、金属、半導体試料だけでなく生体、高分子試料の観測が可能な汎用性の高い走査プローブ法の1つである。動的モードAFMは、通常、探針を高さ方向に振動させて稼動させるが、最近水平方向に振動させるとより高い分解能を得る事が見出されている。我々は、この水平モードAFMの二次元マップの数値シミュレーションを行い、振幅の大きさと方向の違いでマップのパターンがどのように変化するかを調べたので報告する。
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勝又 源七郎, 宮田 政樹, 南 貴博, 板村 賢明, 原田 竜一, 三浦 浩治, 佐々木 成朗
セッションID: 1D34
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
フリー
我々は、原子間力顕微鏡探針を試料表面に近づけて引き剥がす過程を数値シミュレーションにより調べている。掃引速度を1nm/sから100nm/sの間で変化させてAFM探針を試料表面に吸着させてまた引き剥がす時に、速度や雰囲気(Q値)に依存して引き剥がし位置や探針動力学がどのように変化するかを系統的に解析して報告する。次に、探針動力学を全ポテンシャルエネルギー面の解析によって明らかにする。シミュレーション結果を実験結果と比較する。
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川端 和重
セッションID: 1E01K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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細胞系における協調運動に伴う局所弾性率の時空間測定
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井出 徹
セッションID: 1E03K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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膜タンパクの電気・光学的一分子計測(仮)
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池澤 泰憲, 玉田 薫, 中村 史夫, 原 正彦
セッションID: 1E05K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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DNAマイクロアレイへの応用を目指したDNAハイブリダイゼーションの高感度検出手法の開発は非常に重要である。自己組織化、表面プラズモン共鳴分光(SPR)法や金ナノ微粒子等の手法を組み合わせ、金ナノ微粒子表面にDNAを修飾し、基板上に固定したDNAとのハイブリダイゼーションの高感度検出を行なった。金ナノ微粒子によるSPR信号増強による検出感度の向上の重要性について議論する。
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平野 愛弓, 小野寺 恒太, 宮本 浩一郎, 片岡 正俊, 篠原 康雄, 木村 康男, 庭野 道夫
セッションID: 1E06K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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タンパク質-タンパク質相互作用の迅速な検出は、プロテオミクスや創薬等のために必要不可欠である。今回、我々は表面感度の高い多重内部反射赤外吸収分光法を用い、基板表面上での抗原・抗原抗体反応の表面赤外分光法による非式標識検出を行った。さらに、タンパク質の2次構造に基づいて特異的信号・非特異的信号の識別を行うアプローチについても検討を行ったので、報告する。
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新家 康介, 安藤 桂一, 植田 哲弘, 山田 哲, 大矢 剛嗣, 小山 尹誉, 高井 利明, 荻野 俊郎
セッションID: 1E07K
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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血液中の有害物質であるビリルビンを除去するための吸着剤の候補として、カーボンナノ材料であるCNTなどを使って、その吸着特性を調べた。
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韓 礼元
セッションID: 1E21
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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中西 周次, 長井 智幸, 伊原 大介, 中戸 義禮
セッションID: 1E23
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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固体表面上に置かれた微小液滴の自発ベクトル運動は、ランダムな揺らぎから方向性を持った巨視的運動が自発的に現れる点で大変興味深い。我々は、最近、電析反応が起こっている電極表面上に置かれた微小油滴が電析電位に応じてスライド運動や脈動運動を示すことを発見したので報告する。
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高草木 達, 北村 健, 魚崎 浩平
セッションID: 1E24
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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再構成したAu(111)上でのAg析出過程を、電気化学走査型トンネル顕微鏡によりその場追跡した。Au(111)を作用極とし、50 mM硫酸溶液中で電極電位を-0.2 V(vs. Ag/AgCl)に保持し、硫酸銀水溶液をセル内に滴下したところ(セル内のAg
+濃度は約2μM)、下地を反映した2原子高さの筋状のAg析出が観察された。一方0.3 Vでは同様に筋状のAgが観察されたが、単原子高さであった。電極電位による析出様式の差異について考察した。
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石川 明生, ZIANI Ahmed, LE PAVEN Claire, LE GENDRE Laurent, TESSIER Franck ...
セッションID: 1E25
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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オキシナイトライドLaTiO
2N粉末は、可視光応答型光触媒として機能する。本研究ではRFスパッタリング法を用いてLaTiO
2N薄膜の調製を試みた。得られた薄膜はLaTiO
2Nに帰属され、バンドギャップが約2eVであった。さらにLaTiO
2N薄膜の光電気化学的特性を評価した。可視光照射下で光アノード電流が観測され、LaTiO
2Nがn型半導体電極であることが分かった。
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野口 秀典, 岡田 翼, 魚崎 浩平
セッションID: 1E26
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
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電気化学反応を理解するためには、電極/溶液界面での反応中間種および溶媒(主として水)に関する情報を得ることが極めて重要である。そのため、電極反応機構を明らかにするには、電極表面の水分子の構造を解明することが非常に有用である。本研究では、界面選択的な振動分光法である和周波発生(SFG)分光法を、電気化学測定と組み合わせ、電極反応進行下での電極/溶液界面構造を分子レベルで評価した。
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岩崎 陽介, 田崎 保徳, 近藤 剛弘, 中村 潤児
セッションID: 1E28
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
フリー
我々は燃料電池電極触媒の触媒担体としてカーボンナノチューブの優位性を報告してきた。優位性の原因を調べるためにモデル触媒としてPt/HOPGを選んだ。Ptの粒子サイズが小さくなると、Pt4fピークが高エネルギー側にシフトし、また、水素の脱離ピークは低温側にシフトした。この触媒サイズ効果と触媒活性の関連はPt粒子とグラファイト表面との相互作用に起因すると考えられる。
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綿引 健二, 和泉 健一, 岩崎 陽介, 近藤 剛弘, 中村 潤児
セッションID: 1E29
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
フリー
白金触媒と炭素担体の界面の効果を調べる目的で、高圧反応器付STMを用いてPt/HOPGモデル触媒のH
2-D
2交換反応に対する活性とPt微粒子形状との関係を調べた。
高圧反応器内で、24Torrの条件で反応を行い触媒活性を測定し、STMによりPt微粒子の形状評価を行った。講演ではPt微粒子状態の変化と触媒活性との関係について報告する。
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山方 啓, 大澤 雅俊
セッションID: 1E30
発行日: 2007年
公開日: 2007/11/01
会議録・要旨集
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COが吸着した白金電極表面に強いレーザーパルスを照射すると、COが脱離し、水の吸着により電位が変化することを見いだした。これは水がCOよりも大きなダイポールを持っているため、交換により電位が変化したためである。COの脱離は光強度に対し指数関数的に増加し、波長が短いほど効率的に進行した。また、電位が低い(フェルミレベルが高い)ほど効率が良かった。
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