東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻
日本原子力研究開発機構
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処分場建設に必要となるセメント系材料により高アルカリ領域が処分場周辺に広 がる。このアルカリフロントでは急激なpHの変化により、ポリ(コロイド状)ケ イ酸の生成し、その下流において固相表面に析出することが知られている。本研 究では、これまでの析出実験の速度定数を基に、JAEAの計算コードCOLFRAC-MRL により、ポリケイ酸により変質される空間的な範囲を試算した。その結果、ポリ ケイ酸の析出は、フロントから下流数十m範囲内にあり、核種移行への影響は十 分に制限されることが明らかになった。
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