東京大学大学院経済学研究科
日立製作所
2014 年 13 巻 9 号 p. 313-352
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿では、発売以来長期にわたり世界シェアトップを維持している日立化成の「アニソルム」のケースを対象として、機能性化学品の製品開発と持続的競争優位について検討する。事例分析より、粘り強い用途開発、顧客との連携、技術蓄積、提案型の開発、特許戦略、統合型のビジネスモデルの構築といった要因が、長期的な競争優位の維持に貢献していたことが明らかにされる。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら