失語症研究
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シンポジウム
遂行機能障害のリハビリテーション
本田 哲三坂爪 一幸
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1998 年 18 巻 2 号 p. 146-153

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抄録

最高次の脳機能とされる遂行機能は従来治療回復が困難とされてきた。本研究では先行研究から遂行機能の回復を目ざす (1) 自己教授法, (2) 問題解決訓練および (3) 身体訓練を取り上げ,慢性期前頭葉障害者6名に各6週間ずつ訓練を施行した。その結果,自己教授法および問題解決訓練が有効である可能性が示唆され,全例で日常生活で一定の改善傾向が認められた。以上について若干の考察を加えた。

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© 1998 一般社団法人 日本高次脳機能障害学会 (旧 日本失語症学会)
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