舞鶴工業高等専門学校
金沢大学理工研究域環境デザイン学系
2015 年 15 巻 7 号 p. 7_180-7_193
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
著者らは震源スペクトルやサイト増幅特性のパラメータから表現される最大地動加速度、最大地動速度の地盤増幅度評価式を提案している。本論文では評価式で用いるサイト増幅特性を複数の関数を合成して表すことにより、複雑なサイト増幅特性に対しても利用できる地盤増幅度評価式を求めた。M6~7クラスの地震で得られた観測記録による地盤増幅度と提案式による地盤増幅度を比較した。提案式による地盤増幅度の計算値と観測値を比較したところ、最大地動速度の地盤増幅度の方が誤差が小さいことが明らかになった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら