筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
東京工業大学大学院情報理工学研究科
2010 年 17 巻 2 号 p. 2_3-2_24
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外国語を翻字するときに,日本語や韓国語ではカタカナやハングルなどの表音文字を用いるのに対して,中国語では漢字を用いる.しかし,漢字は表意文字であるため,発音が同じでも漢字によって意味や印象は異なる可能性がある.この問題を解消するために,ユーザが与えた関連語に基づいて翻字に使用する漢字を選択する手法がある.しかしユーザの負担が大きいため,本研究は,翻字対象の関連語を World Wide Web から自動的に抽出し,中国語への翻字に使用する手法を提案する.評価実験によって提案手法の有効性を示す.
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