2008 年 25 巻 p. 471-477
超高齢化社会の到来、ライフスタイルの多様化が進む中で、都市の利用者や利用目的が多様に変化している。こうした社会変化に伴い、ターミナル地区では多様な人々が様々な目的を持って移動することが予想される。大規模地下街は自分の現在位置が認識しづらい場所として着目し、一般的な誘導方法であるサインを用いて移動の円滑化に努めることを目的とする。本研究では、サインシステム (出口番号を体系的に整理したルール) を提案する。画像実験を用いてサインシステムを比較し、移動する際の人々の傾向を知ることができた。