大阪赤十字病院腎臓内科
2007 年 96 巻 12 号 p. 2792-2793
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
Lemierre症候群は口腔咽頭領域の感染に伴って生ずる内頸静脈の血栓性静脈炎と播種性感染性塞栓症を特徴とする.症例は31歳女性,近医から急性咽頭炎と腎不全とのことで当科を紹介受診となった.入院後の精査にて急性腎不全を合併したLemierre症候群と診断し,抗生物質にて加療した.腎不全に対しては血液透析を施行した.炎症反応の改善に伴い腎機能も改善し計8回の血液透析を施行した後離脱することができた.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら