金沢大学附属病院消化器内科
2015 年 112 巻 6 号 p. 1023-1029
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症例は43歳女性.41歳時より心房細動のため抗凝固療法を行っていた.吐血のため上部消化管内視鏡を施行,胃前庭部に巨大な粘膜下血腫を認めた.第6病日には粘膜下血腫は消失し,巨大な潰瘍となっていた.病理および全身検索の結果,多発性骨髄腫にともなうAL型アミロイドーシスと診断した.AL型アミロイドーシスは約5%に消化管出血をきたす.また,心病変のため抗凝固療法を要することもあり,示唆に富む1例と考え報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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