タイの山間・農村地域の災害情報伝達システム　その３ －行政や住民とのワークショップによる課題抽出－

川崎 昭如; 近藤 伸也; 大原 美保; 小森 大輔; 小高 暁; KAEWMORACHAROEN Manop; SHRESTHA Sangam; NINSAWAT Sarawut; SUNTHARARUK Adisorn

doi:10.11188/seisankenkyu.64.509

研究速報

タイの山間・農村地域の災害情報伝達システム　その３

－行政や住民とのワークショップによる課題抽出－

川崎昭如, 近藤伸也, 大原美保, 小森大輔, 小高暁, KAEWMORACHAROEN Manop, SHRESTHA Sangam, NINSAWAT Sarawut, SUNTHARARUK Adisorn

著者情報

川崎昭如
東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター
近藤伸也
東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター
大原美保
東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター
小森大輔
東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター
小高暁
NPO法人ルーイ環境保全・維持財団
KAEWMORACHAROEN Manop
チェンマイ大学　土木工学科
SHRESTHA Sangam
アジア工科大学院（AIT）工学技術研究科
NINSAWAT Sarawut
アジア工科大学院（AIT）工学技術研究科
SUNTHARARUK Adisorn
NPO法人ルーイ環境保全・維持財団

ジャーナルフリー

2012 年 64 巻 4 号 p. 509-513

DOI https://doi.org/10.11188/seisankenkyu.64.509

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抄録

干ばつや洪水被害,地滑り災害など深刻な風水害に苦しむタイ東北部は,国内の他地域に比べて経済的に立ち遅れており,総じて教育レベルも低い. 従って,例え住民は災害情報を入手できたとしても,その情報を十分に理解・活用できないことも考えられる. そこで,住民の災害情報に対するニーズやリテラシーを把握するために,本研究調査ではルーイ県を対象に災害対応を担当する県と郡の2つのレベルの行政機関,および2つの農村でのワークショップを開催した.本稿ではそこで得られた既存の災害情報伝達システムの実情と課題を整理した.［本要旨はPDFには含まれない］

責任著者(Corresponding author)

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