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原稿種別: 表紙
p.
Cover1-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
i-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
i-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
-
原稿種別: 付録等
p.
ii-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
iii-iv
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 目次
p.
v-vii
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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山下 邦勝
原稿種別: 本文
p.
1-20
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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永井 良和
原稿種別: 本文
p.
21-22
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App3-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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谷野 正義
原稿種別: 本文
p.
23-53
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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原稿種別: 付録等
p.
App4-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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神子 秀雄, 星 幸雄, 初田 賢司
原稿種別: 本文
セッションID: 1101
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトを成功させるためには,WBSを中心にスコープ計画からスケジュール作成まで一貫性があり,かつ整合のとれたマネジメント計画を作成することが重要である.しかし,WBSの要素分解方法,ワークパッケージの設定方法,アクティビティへの展開方法については,明確に決められたメソッドはない.本論では,ITプロジェクトへの適用を前提として,これらの設定方法を考察する.
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武田 宏
原稿種別: 本文
セッションID: 1102
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
スコープマネジメントにおいて,顧客と向き合うSE(SystemEngineer)は重要な役割を果たしている.特に,システム機能要件の決定については,時間との兼ね合いや,どのように機能内容をフィックスするか等,高度なスキルを要求される領域でもある.本稿は,顧客と向き合うSEがスコープマネジメントをどう意識し,コントロールしていくべきなのか,考察したものである.
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初田 賢司
原稿種別: 本文
セッションID: 1103
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトの成否は,プレ・プロジェクト,すなわち見積もり段階の活動に大きく左右される.プロジェクトの大枠がこの段階で決まるからである.近年,見積もり技術や有効なデータの蓄積については,活発に議論されるようになってきたが,まだ経験や勘といった暗黙知に頼るところは大きい.特に既存のシステムに修正を加える機能改良プロジェクトは,見積もり方法が未整備である.また,機能改良プロジェクトには新規開発プロジェクトとは,異なるリスク要因がある.本論では,機能改良プロジェクトの見積もりを対象に,曖昧さを排除し,合理性,客観性,妥当性を高めるアプローチを考察する.
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小池 太, 星 幸雄, 初田 賢司, 建部 清美
原稿種別: 本文
セッションID: 1104
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトは様々な特性や問題点を持っており,CCPM法をそのまま適用することは難しい.CCPM法を効果的に適用するには,プロジェクトの特性や,抱える問題点を考慮し,それぞれに戦略を立てて対応していく必要がある.本論では,モデルプロジェクトに対してCCPM法を適用する際に立てた戦略について述べる.
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丹羽 展男
原稿種別: 本文
セッションID: 1105
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
IT開発プロジェクトの進捗を正確に把握する事が,早期に遅れを見つけ対策を立てられる最も重要なことであることは,誰でも異論のないことであろう.しかし,実際のIT開発プロジェクトの現状をみると,マスター・スケジュールやフェーズ・スケジュールをこの観点から作成していないことで,進捗の遅れと問題のポイントが発見できずに,スケジュールの遅延や,さらにはサービスイン日時を変更するまでに至っているケースが多く見受けられる.その最大の原因は,スケジュール・チャートの本来の役割を認識していないため,WBSを単に並べただけのスケジュール・チャートで計画が完壁だと満足しているプロジェクト・マネージャーが多いことである.しかし,このことはプロジェクト・マネージャーのスキル不足だけを言ってもこの問題の解決にはならない.そこで当論文では,当社の社内の品質管理の規定でスケジュール・チャートはガントチャートではなくPERT図にしなければ成らないと何故定めているかと言う点も含めて,新人のプロジェクト・マネージャーでも管理しやすいスケジュールが簡単に作成できる手順と進捗の問題点を見つけやすい管理の方法を提示する.
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大石 剛央
原稿種別: 本文
セッションID: 1107
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年,システム開発における専門化や技術の高度化が加速し,スケジュール遅れやコスト超過に対するリスクが高まっている.プロジェクトのスケジュール遅れやコスト超過を正確かつ迅速に把握する手段としてEVMが注目を浴びるようになった.EWは基本的に発注者側の管理として定義されたものであるが,本研究では供給者側の立場でEWをプロジェクト管理に役立てる方法を考察する.供給者側の立場でEVM利用のメリット(完成時期やコストの予測など)を引き出すためには,EWの指標として作業工数を採用することが有効であることを検証する.また,システム開発の特徴である工程が進捗するにつれて詳細が明確になる点に着目し,BACに最新の情報をフィードバックすればより現実に近い作業工数のベースラインと予測(BACやETC)が得られることを実際のプロジェクトに適用した事例を基に検証する.
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浅沼 信行
原稿種別: 本文
セッションID: 1108
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年,ソフトウェア開発を担う企業にとって,ソフトウェア開発プロジェクトのトラブルは,企業の業績を悪化させる大きなリスクとなっている.本稿では,ソフトウェア開発プロジェクトのトラブルの防止は,プロジェクトの可視化が最も有効と考え,そのために構築したプロジェクト可視化システムの概要とその効果を紹介する.
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河合 一夫
原稿種別: 本文
セッションID: 1109
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトの成功には,プロジェクトメンバ間のコミュニケーションが重要である.そのためにプロジェクトメンバがプロジェクトの状況を容易に把握できることが必要である.従来のソフトウェアプロジェクトでは,データの共有はされているが,プロジェクトメンバがプロジェクトの状況を把握できる情報共有は考慮されてこなかった.本稿では,プロジェクトにおいて状況を共有するための情報共有構造を考察した結果を述べる.
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森下 隆治
原稿種別: 本文
セッションID: 2110
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
JAVA開発における開発方法論,実践については,最近は多く出てきているとはいえ,まだまだ小規模開発でのUML,RUP等の適用事例にとどまっており,大規模開発の際の開発方法の適用の仕方は,これといったものがないのが実情ではないだろうか?筆者が担当するProjectでは,レガシーシステムの刷新化計画が急ピッチで推進されてきており,レガシーであった大規模システムをオープンシステム化,JAVA化が要求されている.PM観点では,その開発方法を選定適用するに当たり,オブジェクト指向開発をそのまま適用することは,経験上の問題と規模的な問題,SKILLリソースの確保の問題など,リスクが高いとの認識である.そこで従来型の手法DOAをベースとした大規模JAVA開発というアプローチを試み実践した.またSCOPEの変更管理における影響分析,品質確保の仕組みはPM諸氏が苦労されているところと思われるが,PM観点から,それに対応できる開発方法として,CASEツールによる設計リポジトリィを構築し,JAVA生成ツールを独自開発し適用する方式を上流から下流まで適用統合化することにより,影響分析,品質確保などの実現,保守における生産性UPの実現を目指し実践してきており,その経験をPM諸氏につたえ,今後の大規模開発JAVA開発に参考にしていただくことが本論分の目的である.
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岡崎 隆
原稿種別: 本文
セッションID: 2111
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクト初期段階における要件定義の内容が,それ以降の作業に大きく影響を与えることは良く知られている.要件定義フェーズの作業を重要視しているにも関わらず,システム開発途中での発注側と受託側とで要件定義に対する認識違いが発生して,それに伴う仕様変更・見直しがリリース遅れや品質低下を招いて,トラブルに発展するケースが少なくはない,本論文では,プロジェクトマネージャとして最重要課題のひとつである要件定義フェーズでの作業内容に着目して,発注側と受託側とで要件定義に関する認識違いの発生について考察する.
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井之川 幸彦, 田端 真由美
原稿種別: 本文
セッションID: 2112
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年のIT開発プロジェクトにおいては,繰り返し発生する要件の追加/変更をいかにコントロールするかが重要な課題である.本稿では,繰り返し発生する要件の追加/変更に積極的に対応し得る手法として「要件定義局面の非局面化」を志向し,これを実現するプロジェクトマネジメント技法を提案する.プロジェクト・スコープ記述書暫定版作成プロセスとプロジェクト終結プロセスを,要件の追加/変更を検討するタイミングでプロジェクトの終結(統合)という視点のもとに実施する.これにより精度の高い情報収集と投資判断の的確化が可能となり,プロジェクト期間を通しての要件の追加/変更への柔軟な対応が可能であることが確認された.
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原稿種別: 付録等
p.
App5-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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伊佐治 哲, 今井 聡子, 溝口 敦, 大石 晃裕
原稿種別: 本文
セッションID: 1201
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
上流工程における品質の確保,特に設計品質の確保は,システム開発を成功させるために不可欠である.設計品質は妥当なレビューを実施することで確保され,レビューでの指摘内容に偏りがないかを評価することに加え,レビューの質を定量評価する手法を考察した,設計品質の定量的な評価は,レビューの管理指標と目標値の設定,目標値に対する達成度によって行なわれ,開発工程にフィードバックすることができる.
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細川 宣啓
原稿種別: 本文
セッションID: 1202
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
市場での品質工学に対する感心の高まりと,メトリクス・データ測定結果を併用した実証的観点での著作/研究成果の登場により,品質工学の問題領域は大枠が確定してきた感がある.しかしコスト(単位=円)や期間(単位=日/月/年)と異なり,"単位を持たない"ゆえに定量化の困難な品質評価についてはまとまった概念がなく今後の研究が待たれる領域である.そこで本稿では,この中で筆者が所属する品質検証の専門家(ITG:Independent Test Group : 第三者テストグループ)による上流フェーズでの品質の評価・検証技術について必要な観点と今後の研究領域について概説する.技術的側面と管理・人的側面の両方に焦点を当て,5つの「V」を提案して今後の重点研究領域を検証する.
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田中 覚
原稿種別: 本文
セッションID: 1203
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
コンピュータシステムの開発において,「上流工程を重視し,後工程での手戻りを防止する」取組みの一環として,「すり抜け率」により,上流工程での品質の作り込み度合い(実力)を可視化・改善する活動を開始した.ここでは,取組みの概要と前提となるモデル(仮説),および実測結果について報告する.
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鈴木 敦秀, 浅井 省吾, 橋詰 武文, 出野 達郎, 柳 英樹, 濱崎 盛昭
原稿種別: 本文
セッションID: 1204
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
多くのシステム開発プロジェクトを抱える組織や企業においては,失敗プロジェクトの発生防止は重要な課題である.その課題解決のためには,リスクマネジメントの導入が重要であり,タイムリーかつ継続的なリスクマネジメントを行うことが成功の鍵となる.本稿では,平成12年から導入した組織的なリスクマネジメント活動を通して,リスクマネジメントのポイントとその効果について考察する.
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澤田 美樹子
原稿種別: 本文
セッションID: 1205
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトには損失を及ぼす様々なリスクが存在する.それらリスクの定量化は,プロジェクトマネージャにとって正しい意思決定と適切なアクションを取るために重要である.さもないとリスクの影響を過小評価したり,特定したリスクに対する対応策を取らずに手遅れとなる場合がある.モンテカルロシミュレーションはリスクの定量化と分析を支援する手法として知られており,このような手法を使用したプロジェクトの定量的リスク評価は,プロジェクトマネージャの問題解決や効果的な意思決定を支援する.
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福本 伸昭
原稿種別: 本文
セッションID: 1206
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトには必ず不確実性が付きまとい,それが即ちリスクであることはもはや常識である.これをコントロールするためのプロジェクト・リスクマネジメントはプロジェクト成功のための重要な技術であり,研究が進み具体的な手順が確立されてきている.一方,リスクマネジメント実践においてはプロジェクト・マネジャーのリーダーシップが不可欠であるが,その行動理論に関する体系化は不十分である.本論文では,リスクマネジメント技術の最新動向を検証し,実践のために必要なリーダーシップを独自に体系化する.これは筆者の既発表論文にて5Sモデルと命名したリーダーシップ体系の活用が可能であり,5つのSというキーワードがリスクに立ち向かうプロジェクト・マネジャーへ有効なヒントを提供する.
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劉 功義, 横山 真一郎, 牛嶌 一朗, 木野 泰伸, 武内 英之, 田村 智幸, 堀内 俊幸, 松井 敬, 日下部 裕美, 荒木 幹雄
原稿種別: 本文
セッションID: 1207
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトの計画プロセスは,他のプロセスに対して重要な影響を及ぼす.計画プロセスの中でも,プロジェクトの成果物に対する顧客の要求の整理は計画プロセスの出発点であり,計画プロセスの実行可能性を大きく左右し,不完全な計画プロセスは多くのプロジェクトの失敗原因となっている.そのため,計画プロセスにおける要求整理のための方法が必要となっている.そこで本研究は,品質管理の分野における新製品開発のための手法として使われるQFD(品質機能展開)の考え方を援用して,信頼の高いプロジェクト計画の作成を可能にし,情報の共有,知識の蓄積を容易にする要求整理の手法を提案することを目的とした.
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神庭 弘年
原稿種別: 本文
セッションID: 1208
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
今日の社会では人々は,あらゆる場面でシステムとの接点を持たざるをえない.ヒューマンエラーと言われる,操作者の些細なミスが大事故を引き起こしたり,障害を引き起こした例は沢山報告されている.これらの"些細なミス"の中に,理解しにくい,誤解を生みやすいインターフェースが原因となっていたものが無いであろうか?一般にプロジェクトは作り手側に属するため,ユーザインターフェースは作り手中心に考えられてきた.しかしそれではヒューマンエラーを減らす事は出来ないのではないか?高度なシステムへの要求が高まれば高まるほど,優れたユーザI/Fが重要になるが,それに応えるインターフェースの品質検討どのように進めればよいのであろうか.プロジェクトマネジメントはもともと学祭的な研究対象であり,本稿は認知科学分野の紹介であるが,システムの品質についての重要な考慮点を共有できればと考える.
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鈴木 聡, 初田 賢司, 内山 研一
原稿種別: 本文
セッションID: 1209
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
PMOによるプロジェクトマネジメント制度の改善・改革の過程と合わせてSSM(Soft Systems Methodology(R.Checkland1981))を用いてプロジクトの要である中堅SEが現場で何を実感しているかを捉えたA社の事例を述べ,SSMのプロセスが,PMBOKに基づくプロジェクトマネジメント制度の導入に伴う問題状況の変化を捉えることに有効であることを示す.
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神子 秀雄, 岡田 清久, 樋口 光男, 猿谷 清吾, 菅井 麻紀, 千田 貴浩
原稿種別: 本文
セッションID: 2210
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
次世代を担うPMの育成は,多くのIT企業が抱える課題のひとつである.近年,企業における人材育成の新たな手法として,メンタリングが注目を集めている.そこで,メンタリングを活用したPM育成手法の研究をテーマとしたPMメンタリング研究会を,平成17年6月にプロジェクトマネジメント学会内で立ち上げた.PM育成において,形式知化された知識や技術の習得を中心とした育成に加えて,PMのケーパビリティとして重要な要素である暗黙知として存在するヒューマン系マネジメントスキルをいかにして強化するかが課題となる.従来の集合型研修やOJTでは,暗黙知領域の育成は充分に行なえず,経験豊富なメンターの支援を通じてスキルの伝承を図るメンタリング手法が有効であると考える.本稿では,研究活動の第一段階として,IT企業が抱えるPM育成の課題および今求められている育成施策についての研究成果を取りまとめた.
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小林 雅史, 箱守 知子, 磯部 匡志, 赤坂 幸彦, 村松 充雄
原稿種別: 本文
セッションID: 2211
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
IT分野のプロジェクトマネージャ(以下,PM)の育成には多くの課題がある.顧客からの納期短縮やコスト低減など,PMをとりまく環境が大きく変わったことも原因であるが,そうした環境の変化にOJTなどによるPMの育成が追い付いていないことが最大の要因である.また,昨今PMBOKを活用したプロジェクトマネジメントの体系化が図られているが,どちらかというと知識優先であり,現場に根ざした実践的な教育ができているわけではない.NTTデータ公共分野では,こうした課題に対し,メンタリング技術を活用して,経験豊富なPMから成長過程にあるPMに対してスキル・ノウハウを継承していく仕組みでPM育成を実践中である.本稿では,メンタリング施策で実践した内容について報告する.
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岡田 清久
原稿種別: 本文
セッションID: 2212
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年,システム開発プロジェクトの難易度が益々高くなっており,プロジェクトマネージメント力向上が火急の課題になっている.その直接的対応としてプロジェクトマネージャーの質的量的育成が強く期待され,当社においても現場での対応以外に組織的な取り組みを実践している.そのうち特徴的な実践事例をとらえて課題を整理し,今後更に発展させるためのまとめを行なう.
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原稿種別: 付録等
p.
App6-
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
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藤貫 美佐, 西尾 敏郎, 端山 毅
原稿種別: 本文
セッションID: 1301
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェア開発プロジェクトにおいて,生産性等に関する過去の実績データを計画策定に用いる際に留意すべき事項を整理した.一般にこのようなデータはばらっきが大きく,平均値や中央値でその特徴を簡略には表していると解釈することには危険が伴う.全社スタッフとしての著者らの日ごろの活動から,実用的な観点でプロジェクトにおける生産性データ活用を促進するアプローチについて議論した.
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松園 淳, 倉重 誠, 小林 り恵, 粟根 達志, 幕田 行雄
原稿種別: 本文
セッションID: 1302
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
近年,IT業界では対象となるシステムに必要となるソフトウェアを全て新規開発することは少なくなり,パッケージを利用することが多くなっている.しかしながら,パッケージを利用したソフトウェア開発の見積は,新規開発に比較して業界標準となる見積手法が確立されておらず未成熟な分野である,日立製作所では,パッケージのコンポーネントの関連情報をもとに,パッケージの修正量見積と再利用率見積から設計工程〜テスト工程の工数を見積もる手法を考案し,現在,有効性の検証を行っている.本論ではその見積手法を紹介する.
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鈴木 徳之
原稿種別: 本文
セッションID: 1303
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
アプリケーション開発を典型とするシステムインテグレーションサービスと,システム運用や開発・保守サービスを総合的に提供するアウトソーシングサービスは,プロジェクトマネジメントの視点でも多くの相違点がある.また,有期性,独自性,段階的詳細化という点で,PMBOKでのプロジェクトの定義から外れており,PMBOKではこれをプログラムマネジメントと定義しているが,このアプローチ自体を論じることは範囲外としている.しかし,ビジネスの主流はこうしたアウトソーシング型のサービスにシフトしており,このエリアでのプロジェクトマネジメントの研究が急務である.本論は,主にアウトソーシングプロジェクトのプランニングを対象として,PMBOKベースのプロジェクトマネジメントアプローチの限界と課題を示し,プログラムマネジメントについて考察するものである.そして,プランニングにおける階層化,インターフェース,プロセス定義の重要性を提言し,計画書作成のポイントを提示する.
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神崎 光司, 藤原 良一, 中前 雅之, 平井 規郎, 藤野 友也
原稿種別: 本文
セッションID: 1304
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
定量的管理は,プロジェクトの目標を確実に達成できるようにするための有効な方法である.定量的管理を実施することにより,事実が客観的に把握でき,問題の早期特定と適切な是正処置が実施でき,その結果,プロジェクトを成功へと導くことが可能となる.さらに,定量的管理を実施したプロジェクトの資産を蓄積し,次の類似プロジェクトのインプットにすることで,見積り,計画精度の向上が期待できる.ここでポイントとなるのが類似プロジェクトの抽出で,類似プロジェクトの定義や抽出方法を明確にすることで,過去のプロジェクト資産を有効活用できるようになる.本稿では,類似プロジェクトの抽出を目的とした,統計の考え方に基づいた類似プロジェクト抽出法を紹介する.
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丹羽 武志
原稿種別: 本文
セッションID: 1305
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウェアプロセス改善には、大きく分けて、2種類のアプローチがある。CMMI(Capability Maturity Model Integration)のようなプロセス改善モデルをベースにしたものと、組織の問題をベースにしたものである。問題ベースの場合は、問題そのものが議論され、改善アプローチが特定されるため、効果的であるが、実際に実施してみると、現状の真の問題が何であるかが、なかなか特定できないことが多い。そこで、今回の改善活動では、過去の教訓を活かすと共に問題解決手法を適用し、効果的な問題の抽出方法を考案した。適用の結果、効果的な問題抽出のためには、知識創造理論が深く関与することがわかった。
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三好 康司
原稿種別: 本文
セッションID: 1306
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
プロジェクトの成功を阻害する要因としては,低い見積精度・顧客とのコミュニケーション不足・不十分な体制・開発基準の未整備等が挙げられるが,大規模プロジェクトで継続性がある場合は,案件を繰り返し対応し前回の問題点・改善点を次回にフィードバックすることで,上記阻害要因を解決あるいは軽減していくことができる.1984年から継続して開発を担当している大規模プロジェクトでは,(1)見積・設計・製造・テストの機械化および作業の標準化による生産性・信頼性向上 (2)プロジェクト内での業務・技術および管理教育による計画的な要員育成等を推進している.開発案件立上げおよび終了時のレビューを実施し,問題点の洗い出し,対策の具体化,更なる設計・検証支援ツールの提案等を繰り返し積み重ねることが,要員およびプロジェクトそのものの成長・成熟に繋がっている.
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渡辺 清孝, 佐藤 慎一, 赤坂 幸彦, 村松 充雄
原稿種別: 本文
セッションID: 1307
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
(株)NTTデータ公共分野では組織全体としてプロセス改善活動に取り組んでいる.この活動の大きな柱として組織を横断した上級PMによるプロジェクト計画書レビューを実施している.本施策では,問題が発生するリスクの高い新規更改プロジェクトを対象に,その問題の未然防止とリスク低減を目的として,社内PM認定制度で認定された上級PMがプロジェクト計画書のレビューを実施する、これはプロジェクト計画書の妥当性を確認するだけでなく,多くのプロジェクトを経験したPMのノウハウを展開して案件に応じた具体的なアドバイスを行い,有効に活用してもらうものである.本論文では,この施策の実施内容と実施事例について紹介する.
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山戸 昭三
原稿種別: 本文
セッションID: 1308
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社では,組織的にプロジェクトを成功させる為にプロジェクトマネジメントオフィスを創設した.筆者はPMOメンバと供に,そのミッションを実現する為に,活動プロセスおよび様式およびアセスメントの標準化を推進してきた.これらは最初から完成した状態であった訳ではなく,幾度となく検討を重ね,いくつかの試行錯誤の結果として,現在のプロジェクトアセスメント報告書の様式,定量的アセスメントの為のPAI指標を創り出してきた.本稿では,PMOプロセス構築における様々な留意事項,活用方法,およびPMO活動に対するプロジェクト側の評価,等を報告する.
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遠藤 雄一
原稿種別: 本文
セッションID: 1309
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
企業戦略を実現するプロジェクトは,これまで以上にスピードと柔軟性が求められている.こうしたプロジェクトは,複数の組織に跨ったマトリックス組織である事が多い,プロジェクト・マネジャーがこうした組織で,プロジェクトを遂行するためには,従来考えられていた方法では必ずしもうまく行かない.筆者の経験をもとに,こうしたマトリックス組織のプロジェクトを,うまく遂行するにはどうしたら良いかを,プロジェクト・マネジャーの役割と責任から提案する.
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細谷 和伸, 藤原 良一
原稿種別: 本文
セッションID: 2310
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
当社では,プロジェクトを成功に導くためにプロセス改善を主として取り組んできた.しかし,実際のプロジェクトでは様々な状況の変化が起こり,定義しているプロセスだけではプロジェクトを成功に導くマネジメントはできない.そこで,プロジェクトを成功に導くために,過去のプロジェクト経験から得たノウハウを,社員で共有するためのプロジェクトマネジメントハンドブックとして作成した.本稿では,このハンドブックの作成に至る背景,作成する上での工夫点,構成や主な内容を紹介し,今後の課題や展望を述べる.
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和久井 重範
原稿種別: 本文
セッションID: 2311
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
ソフトウエア開発プロジェクトは年々複雑になりつつあり、複雑さに比例してPMの負荷も増大している。PM等キーマンの負荷増によりトラブルプロジェクト発展するケースも多い。今回、一歩踏み出したPMOの組織化により、開発が効率的に回転しトラブルプロジェクトから脱却できたので、PMO事例のひとつとしてその手法と過程につき紹介する。
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杉本 沢民
原稿種別: 本文
セッションID: 2312
発行日: 2005/09/27
公開日: 2017/06/08
会議録・要旨集
オープンアクセス
昨今,ITシステム構築サービスビジネスにおいて,アセットがもたらす効果に対する期待が高まっている.しかし,高い効果を享受するためには,アセットに対する正しい認識とアセット運用の仕組みに対する理解,そして,優れたチーミングが不可欠である.本稿では,これらの要素について説明し,効果的にアセットを運用するためのメカニズムを提案する.また,ITシステム構築サービスビジネスにおけるアセットイネーブルチームを提案し,その役割とアセットマネジメント運用サイクルの関係について説明する.
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