消費者行動研究
Online ISSN : 1883-9576
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論文
電子情報の知覚品質と探索行動
小野 晃典朴 汀根リチャード ウィドウズ
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2009 年 15 巻 1_2 号 p. 1_2_37-1_2_56

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抄録
インターネットの発達によって情報探索は容易になったが、オンライン情報の品質は様々であり、その意味で情報探索には困難性が伴う。そこで、情報品質・情報価値・情報探索に対する期待満足・情報探索意図から構成される因果モデルを提唱する。SEMの結果、情報品質の「適合性」の側面は「効用的価値」に、「明瞭性」の側面は「認識的価値」に影響し、これらの価値がオンライン情報探索の「期待満足」および「意図」に影響することが示された。
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© 2009 日本消費者行動研究学会
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