消費者行動研究
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論文
ブランド・リレーションシップの段階的形成と特徴的効果
久保田 進彦
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2013 年 19 巻 2 号 p. 2_109-2_138

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抄録

本研究では、ブランド・リレーションシップとブランド認知およびブランド自体のイメージの関連性ならびに相違性について、概念的および経験的な検討を行った。この結果、①ブランド・リレーションシップは、ブランド認知やブランド自体のイメージを経て、段階的に形成されることと、②このようにして形成されたブランド・リレーションシップには、ブランド認知やブランド自体のイメージにはみられない、特徴的な効果があることが明らかになった。特徴的効果としては(a)当該ブランドに対する推奨や支援は、ブランド認知やブランド自体のイメージよりも、ブランド・リレーションシップによって促されることと、(b)ブランド・リレーションシップには競合ブランドとの比較を拒むようにする効果(絶対的差別化)があることが確認された。

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© 2013 日本消費者行動研究学会
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