2005 年 10 巻 1 号 p. 52-55
利用者にとって利便性の高い効率的なブロードバンドコンテンツの流通の実現に向けて、ネットワークストレージとサーバ指向P2P通信モデルを組み合わせた新しいプラットフォームで使用するインタフェースのデザインを行った。既存のデザインに対して、定量的・定性的な評価を行い、ユーザの機能に対する概念モデルの構造化の結果とユーザのPPサイト内におけるサービスの使用状況等を考慮し、初めて操作するユーザでもサービスを理解しやすいように考慮した。本報告は、拓殖大学とNTT東日本との共同研究によるものである。2004年2月からこのインタフェースデザインをもってPPサイトサービスは多くの企業に提供されている。