成田国際空港デジタルサイネージシステムのデザイン開発

抄録

2012年6月より本格稼動を始めた成田空港デジタルサイネージシステムのデザイン開発を行なった。本作品は、「NARITA FRONTIER VISION」というコンセプトで世界に先駆ける圧倒的な大画面映像と日本的なおもてなしの心の演出を提案し、2011年8月に成田国際空港株式会社より受注したものである。「NARITA FRONTIER VISION」を構成する3つのキーワードとして(1)シームレス・ストレスフリー、(2)プラスバリュー、(3)フロンティアを定め、それに基き詳細デザイン開発を進めた。特にレストラン・店舗エリアに設置した検索型端末は日英中韓の4ヶ国語に対応し、店舗検索に機能を絞って誰でも使いやすいシンプルな構成とした結果、子供から大人まで、また外国人旅行者にも幅広く利用されている。