デザイン学研究作品集
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食品パッケージデザインに特化した3DCGリアルタイムレンダリングソフトウェアの開発
金 尚泰黒瀬 克也原 智彦
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2015 年 20 巻 1 号 p. 1_114-1_119

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抄録

 工業製品業界での3DCG活用は、CAD・CAMによるデザイン・設計・モデリング・検証・製造までのデータを一貫管理できるメリットから業界標準となっている。その反面、加工食品業界(飲料、菓子、冷凍食品、インスタント食品など)では、パッケージデザイン版下作成にはCGを用いるものの、完成品イメージ画像の作成は、現物もしくはモックアップと呼ばれる模型を用いて写真撮影を行う事が一般的である。食品メーカーは、「企画・生産・販売のサイクル」が短いため、特に広報用画像に力を入れている。新商品をいち早く市場に送り出すためには、パッケージデザイン完成後いかに速やかに目的に応じた商品画像を用意できるかが大きな課題であり、模型制作・写真撮影・背景抜き・画像合成などの作業にかかる手間とコストは、会社にとって大きな負荷となっている。本研究は、このような食品業界の課題に着目し、その工程改善に特化したリアルタイム3DCGソフトの開発を行ったものである。

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© 2015 著作者
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