デザイン学研究作品集
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国立民族学博物館触知案内板のデザイン開発
冨本 浩一郎平井 康之日髙 真吾
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2020 年 26 巻 1 号 p. 1_100-1_105

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抄録

日本の視覚に障がいのある人全体の点字の習得率は12.7%であり、点字や触知記号を主体とした現状の触地図は、案内情報提供の有効な手段とはいえない。
本稿では、誰もがアクセスしやすいユニバーサルミュージアムの実現を目的に、国立民族学博物館の展示場に設置した触知案内板の詳細とそのデザインプロセスについて述べる。
これは、視覚に障がいのある人とない人が同様に館内情報にアクセス可能なインタラクティブな触地図システムである。タッチパネルディスプレイ上に設置したフィンガーガイドによって触りながら経路を判別することができ、同時に音声案内と連動することで、館内の位置情報や展示案内を得ることができる。

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© 2021 著作者
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