デザイン学研究作品集
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知的障害者にわかりやすいサイン
工藤 真生
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2020 年 26 巻 1 号 p. 1_112-1_117

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抄録

2021年東京オリンピック・パラリンピックを目前に控え、我が国においては、誰もがわかりやすい環境整備が喫緊の課題である。その一助となるのが、どこに何があるのかを示し、人を目的地へ誘導するサインである。本作品は、知的障害を有する高校生の「わかりやすさ」に着目したサインデザインを制作し、2019年3月教育施設に設置・竣工したものである。調査から、ピクトグラムの形態、ルビの表記について「わかりやすさ」の指標が示唆された。今回のような取り組みを重ねることで、障害者のわかりやすさを踏まえたデザインの波及と、障害特性を踏まえたデザインに関する調査方法を確立させたい。障害者の認知特性上の困難を軽減させ、デザインに反映することで、より多くの人が快適に情報収集できる社会づくりに寄与したい。

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© 2021 著作者
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