この作品は“纏花”をブーケデザインのインスピレーションとしたものです。実際の作業の際、工法の分野だけに留まっていたら、デザインコンセプトのプロセスを具体的に表現することができず、作品に込められた意義がおろそかになってしまい、ただのビジュアルディスプレイになってしまいがちです。そこで連想によって“Five Stages of Shape Context”(FSSC)へと発展、変化させました。以上のデザインコンテキストを形作る中で、造形的要素を具体的に実現して最終作品“silk, blooming ornament, hope of blessing”(図1)を完成させました。同時に“FSSC”がデザイン思考を実践する過程で思考を現実化する際に創作過程において具体的に述べることができない問題を解決しました。