2025 年 30 巻 1 号 p. 1_90-1_95
ある芸術作品を鑑賞したときに起こる、言葉では言い表せない気持ちや感動を、どのようにしたら他の鑑賞者たちと共有できるだろうか?そのような「言葉で表現できない感想」を表現するために、触感のある様々な素材を用いた鑑賞ワークショップのプログラムのデザインを試みた。
本ワークショップでは、様々な触感を持つ素材を集めたキットを用いて「触感感想物」を制作する。鑑賞者らは、素材の組み合わせ方と、その触り方を示しながら感想を語り合い、鑑賞体験を共有するワークショップを制作した。参加した鑑賞者は、自分が作品を鑑賞して得られた感想を、素材を組み合わせとその触り方で表現し、他の参加者に伝えることができた。