日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年春の年会
セッションID: B07
会議情報
新分離(Super-DIREX法)
Super-DIREX再処理法による使用済燃料からのU, Pu直接抽出に関する技術開発(13)
TBP硝酸錯体による超臨界二酸化炭素中での酸化ウランの溶解反応
*澤田 佳代宇留賀 和義榎田 洋一島田 隆森 行秀小山 智造
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

超臨界CO2中でのtri-n-butylphosphate(TBP)硝酸錯体による酸化ウランの溶解反応について検討を行った結果、濃硝酸とTBPを同体積混合して作成したTBP硝酸錯体(TBP: 2.7 M、HNO3: 4.9 M、H2O: 1.6 M)では、ウランに対して錯体中のHNO3比が4となる錯体添加量のときにウランの抽出率は80%となり、抽出液中には亜硝酸の存在が認められた。

著者関連情報
© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
前の記事 次の記事
feedback
Top