アフリカレポート
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時事解説
ナイジェリア政党政治における多党化――地域間平等規範の希薄化か――
松原 優華
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2026 年 64 巻 p. 59-66

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抄録

ナイジェリアでは1999年に民政移管を果たして民主化して以降、おもに2つの政党が政権の座を争ってきた。しかし、2023年の大統領選挙では第三党が躍進し、2026年現在も二大政党以外への政治家の移籍が頻発しており、第四の政党が台頭しつつある。本稿ではこの背景として、民主化以降に地域間の平等を保障するために政治家と有権者の間で重視されてきた、大統領を北と南から交互に選出するといった規範の希薄化を指摘する。その結果、政治家にとって二大政党以外に移籍する障壁が下がり、多党化につながっている。

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© 2026 日本貿易振興機構アジア経済研究所

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