地球科学
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新潟県南部,越後湯沢地域の中新統の年代と古環境
秋元 和實渡辺 其久男小林 巌雄
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1999 年 53 巻 2 号 p. 147-158

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抄録
新潟県南部越後湯沢地域に分布する中部中新統上野層下部および葎沢層から産した浮遊性および底生有孔虫化石に基づき,年代決定,模式地との対比,古環境の復元を行った.上野層および葎沢層における浮遊性有孔虫の層位的分布から,Globorotalia peripheroronda-Globorotalia quinifalcata帯およびGloborotalia pheripheroacuta-Globorotalia miozea (s.1.)帯(米谷1978)に対比した.上野層下部は七谷層中・上部に,葎沢層は七谷層最上部に対比され,これらの地層の年代は中期中新世前期である.底生有孔虫群集の種構成から,上野層ならびに葎沢層上部は中部漸深海帯上部で,葎沢層下部は中部漸深海帯下郡で堆積した.浮遊性有孔虫群集の種構成から海洋表層は暖流系水塊が優勢であったが,底生有孔虫群集からは寒流系水塊の影響が認められた.
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© 1999 地学団体研究会
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