主催: 画像電子学会
共催: 大阪工業大学, 社団法人 情報処理学会
近年,ゲームなどのリアルタイム性が求められるアプリケーションにおいて,霧や煙等の半透明な媒体の表現や大気や水の粒子による光跡が注目されている.本稿では,レイキャスティングの手法を元に,リアルタイムアプリケーションに適応可能で,エイリアシングがなく散乱効果のあるシーンのレンダリング手法を提案する.本提案手法は,視点がボリュームの内部に進入する時もアーティファクトが生じることがなく,GPU の機能を使うことで,CPU に負荷をかけない手法となっている.