主催: 画像電子学会
共催: 大阪工業大学, 社団法人 情報処理学会
複雑なオブジェクトの表現には,ボクセル表現などに代表されるように多量のデータを要する.データ量が多い場合には細部までオブジェクトを表現することができるが,メモリ消費量が多くリアルタイムなモデル操作が困難なことがある.その一方で,従来,少ないポリゴン数でより詳細にモデルを表現する方法として,パララックスマッピングや,レリーフマッピングやなどが用いられてきた.これらの手法では矩形ポリゴンとテクスチャだけのデータを用いて立体的なオブジェクト表示が可能となった.しかしながら,パララックスマッピングやレリーフマッピングはオブジェクトのレンダリングのみに使われることが通常である.本研究では,レリーフマッピングに使われるデータ構造とGPUを用いて,リアルタイムにモデリングを行う手法を提案する.