日本地理学会発表要旨集
2023年度日本地理学会春季学術大会
セッションID: 241
会議情報

簡易モバイルLiDARによる3Dマッピング
ー活断層・地震断層の計測を中心にー
*中田 高濱 侃岩佐 佳哉熊原 康博後藤 秀昭森 渉牧田 智大杉田 暁鈴木 康弘渡辺 満久楮原 京子
著者情報
キーワード: LiDAR, 活断層, 3Dマッピング
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

近年,ドローン空撮とSfM - MVS技術の普及により,高解像度な地形データを短時間で取得できるようになった(内山ほか,2014など).これに加え,車の自動運転向けにLiDAR装置の需要が高まり,LiDARの小型化・高性能化・低価格化が急速に進んだ.これにより,十数万円のLiDARを用いた計測装置を活用できるようになり,LiDARを用いた地形計測が容易になった.岩佐ほか(2022)は,熊本地震の地震断層について簡易LiDAR計測を行い,数十メートル四方の比較的狭い範囲でその精度と有効性を検証している.本発表では,この装置を利用して比較的広範囲の地形計測を行い,その有効性を検討する.

著者関連情報
© 2023 公益社団法人 日本地理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top