日本補綴歯科学会誌
Online ISSN : 1883-6860
Print ISSN : 1883-4426
ISSN-L : 1883-4426
◆企画:第124回学術大会/イブニングセッション6 「咬合支持の有無と脳機能研究の展開」
咬合支持の喪失と回復が空間記憶や高次脳機能に及ぼす影響
飯田 祥与
著者情報
キーワード: 咬合支持, 海馬, 遺伝子
ジャーナル フリー

2016 年 8 巻 4 号 p. 369-373

詳細
抄録

 口腔内衛生状態・咬合関係などの咀嚼機能が認知症の状態に関連することが臨床研究として報告されており,現在に至るまで咀嚼機能と高次脳機能との関連性について多岐にわたる研究が進められている.

 咬合支持の喪失と回復が高次脳機能に与える影響について,現在までに発表されている研究に加えて,我々が行った迷路課題によって海馬に発現する遺伝子をDNA microarrayを用いて網羅的に解析して記憶関連遺伝子を選択し,迷路課題実施によるこの遺伝子発現に対して歯の欠損や咬合支持の回復が及ぼす影響について,定量的に検討を行った研究を紹介する.

著者関連情報
© 2016 公益社団法人日本補綴歯科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top