2007 年 4 巻 1 号 p. 026-028
平成17年10月にパワーリハビリテーション機器を導入しマシントレーニングを開始した。開始当初利用者数が少なく、マシンに対する認知も低かった。そこで利用者増加を図る為に従来の方法とは異なる「流れを分担」、スタッフの増員、サービス化、制限緩和を行った。その結果利用者数が平成17年12月時点の延べ47名(一日平均21.6名)から、平成19年3月時点で延べ181名(一日平均44.0名)に増加した。それによってマシンルームに活気がでてきたこと、病院スタッフにも認知されてきたこと、身体機能の向上が見られたことがあげられるようになった。今後はマシントレーニングの目的である「行動変容」や「QOLの変化」、それに伴う「日常生活への影響」などの客観的評価を行っていく必要がある。