The Japanese Journal of Antibiotics
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産婦人科領域におけるLividomycinの検討
張 南薫斉藤 忠明深田 守克石井 千勝佐藤 勲高山 照雄新井 蔵吉御手洗 安弘
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1972 年 25 巻 6 号 p. 456-460

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抄録

Lividomycin (以下LVM) は, 名古屋市の土壌から分離されたStreptomyces lividus n. sp. ATCC 21178 によつて生産されるアミノ配糖体に属する新抗生物質である。本物質は, in vitroおよびin vivoにおいてグラム陽性菌, 陰性菌および結核菌に広く抗菌力をもつことが明らかにされている1) 。本物質は, 分子式, 構造式も決定され, 毒性も検討された。
われわれは, 筋注用Lividomycin (1Vial中LVM500mg含有) の製剤について, 産婦人科領域で2~3の検討を加えたので, 報告する。

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