The Japanese Journal of Antibiotics
Online ISSN : 2186-5477
Print ISSN : 0368-2781
ISSN-L : 0368-2781
セファロリジンの皮内反応について
冨田 祐史関 紘志志賀 美代
著者情報
ジャーナル フリー

1974 年 27 巻 1 号 p. 47-50

詳細
抄録

ペニシリン過敏症の大部分は, ペニシリンGに対する抗体によつておこるとされており, セファロスポリンC系抗生物質はペニシリンと類似の構造式をもつため, ペニシリンGとの交叉アレルギーが推定されている。
ペニシリン系およびセファロスポリンC系薬剤の投与にさいしては, これらによる過敏症を予測するために, 事前に問診でアレルギー歴を確かめ, その薬剤の皮膚反応を実施することが望ましいとされている。
われわれは, 市立池田病院歯科の入院および外来の患者でセファロリジン (CER) を投与する患者に, 予めCER皮内反応, およびその一部にセファロチンナトリウム (CET) 皮内反応を実施し, 局所の発赤と膨疹の状況を検討したので報告する。

著者関連情報
© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
前の記事
feedback
Top