青森市民病院医誌
Print ISSN : 0914-7500
グレカプレビル、ピブレンタスビルを中止した高ビリルビン血症の一例
和田 豊人 他
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2020 年 23 巻 p. 9-

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抄録

症例は70代女性。大動脈瘤破裂術前にHCV抗体陽性。慢性肝炎と診断。ジェノタイプは2b。抗ウィルス剤の適応があり、またアミオダロン服用のため、グレカプレビル、ピブレンタスビルを採用。ところが、投与2週目からビリルビンが上昇。投与3週目に入院し経過を見たが、ビリルビンは上昇し中止した。その後。ビリルビンの低下を待ち、再投与するも再上昇。結局中止した。グレカプレビル、ピブレンタスビルにより高ビリルビン血症を起こし、治療を中止した症例は医学中央雑誌ではまだ報告されていない。

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