水産増殖
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プロバイオティックバクテリアのDNAがヒラメの非特異的生体防御能に及ぼす影響
高田 園子田岡 洋介山本 淳内記 公明
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2006 年 54 巻 4 号 p. 521-524

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抄録

プロバイオテイックバクテリアのDNA配列に多く存在するCpG motifが魚類の生体防御能を高めることはすでに報告されている。そこで, 本研究ではプロバイオテイックバクテリアのtotal genomic DNAを抽出し, それらがヒラメの生体防御能に及ぼす影響をin vitroおよびin vivoで調べた。Lactobacillus spp. (Prop) , Bacillus sp., Edwardsiella tarda, Vibrio anguillayumおよびEscherichia coliの計6種類の細菌由来のDNAを供試した。in vitroでは, ヒラメ腎臓から分離した白血球を用いて, 培養上清の抗ウイルス活性および白血球の貪食能を測定した。in vivoにおいては, ヒラメにそれぞれDNAを腹腔内接種し, 貪食能を測定した。ProD区のDNA投与によりin vitroおよびin vivoでヒラメの抗ウイルス活性および貪食能活性を高める傾向が認められ, 生体防御能を高めることが示唆された。

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© 日本水産増殖学会
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