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教育心理学年報
Vol. 55 (2016) p. 57-67

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http://doi.org/10.5926/arepj.55.57

I わが国の教育心理学の研究動向と展望

 本稿では, 2014年7月から2015年6月の教育社会心理学研究の動向について概観した。最初に2015年8月に開催された日本教育心理学会第57回総会で発表された研究について整理したところ, 発表数が多かったカテゴリーは, 「対人関係」「教師」「適応」「社会的スキル・社会性」であった。この4カテゴリーは近年, 常に上位を維持しているものであった。そして, アクティブラーニングや社会人を対象とした教育など, 今後の動向を注目したい研究テーマも存在していた。次に, 関連学会誌を中心に掲載された「対人関係」「適応」「教師」カテゴリーに該当する教育社会心理学研究について概観した。特に, 教育現場への知見提供や, 研究方法およびデータ収集という視点を意識して, 各研究の特徴および今後の展望について議論した。そして, 個人や研究室単位ではなく学会組織レベルで取り組むべき課題についても私見を述べた。

Copyright © 2016 日本教育心理学会

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