教育心理学年報
Online ISSN : 2186-3091
Print ISSN : 0452-9650
I わが国の教育心理学の研究動向と展望
教育社会心理学研究の動向と課題
—— 2014年7月から2015年6月 ———
小川 一美
著者情報
ジャーナル フリー

55 巻 (2016) p. 57-67

詳細
PDFをダウンロード (500K) 発行機関連絡先
抄録

 本稿では, 2014年7月から2015年6月の教育社会心理学研究の動向について概観した。最初に2015年8月に開催された日本教育心理学会第57回総会で発表された研究について整理したところ, 発表数が多かったカテゴリーは, 「対人関係」「教師」「適応」「社会的スキル・社会性」であった。この4カテゴリーは近年, 常に上位を維持しているものであった。そして, アクティブラーニングや社会人を対象とした教育など, 今後の動向を注目したい研究テーマも存在していた。次に, 関連学会誌を中心に掲載された「対人関係」「適応」「教師」カテゴリーに該当する教育社会心理学研究について概観した。特に, 教育現場への知見提供や, 研究方法およびデータ収集という視点を意識して, 各研究の特徴および今後の展望について議論した。そして, 個人や研究室単位ではなく学会組織レベルで取り組むべき課題についても私見を述べた。

著者関連情報
© 2016 日本教育心理学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
ジャーナルのニュースとお知らせ
  • 会員の皆様へ教育心理学年報』56集を8月10日にお送りしました。
    届いていない方は,学会事務局までご連絡をお願いします。

    日本教育心理学会 事務局
    TEL:03-3818-1534 FAX:03-3818-1575
    E-mail:office(at)edupsych.jp
関連情報

第60回総会は,以下の日程で開催します。
開催日 : 2018年9月15日(土)~17日(月・祝)
担当校 : 慶応義塾大学
場 所 : 慶応義塾大学日吉キャンパス(独立館)

feedback
Top