教育心理学年報
Online ISSN : 2186-3091
Print ISSN : 0452-9650
ISSN-L : 0452-9650
I わが国の教育心理学の研究動向と展望
パーソナリティ特性をどうイメージするか
――数直線か,多面体か――
酒井 恵子
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 58 巻 p. 63-74

詳細
抄録

 パーソナリティ特性を,単純な「数直線」ではなく「多面体」として捉え,多面性・多様性を含んだものと考える立場から,2017年7月から2018年6月までの1年間に『教育心理学研究』に掲載された論文,および,日本教育心理学会第60回総会における発表やシンポジウムを中心に,いくつかのパーソナリティ研究を取り上げ,(a)特性の多面性を意識した研究,(b)尺度項目の多様性を意識した研究,(c)個人内の構造を意識した研究,に大別して論評した。さらに,「パーソナリティ特性にマイナス極が存在するか」という問題についても論じた。

著者関連情報
© 2019 日本教育心理学会
前の記事 次の記事
feedback
Top