文京女子大学
2000 年 39 巻 p. 125-131
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筆者の形成期, つまり終戦前後から1960年代初頭に及ぶ間の日本の心理学の流れを, 学生または若手研究者としての体験と印象に即して述べる。この時期はまた戦争による壊滅から, 日本の国力も学問も回復に向かった時期である。教育心理学を関心の中心におきながら, 終戦前後のこと, ゲシュタルト心理学とS-R理論, 戦後の講習会を通じてのアメリカ心理学の影響, 教育心理学の独立, 臨床心理学, 心理学における数学と推計学, コンピューターと認知心理学などの話題から成る。
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