アレルギー
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アスピリンおよびタートラジンによる気管支喘息の2症例
趙 康明牛山 允北嶋 征男中野 一義
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1978 年 27 巻 7 号 p. 631-637,664

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抄録

アスピリン喘息患者3例に各種着色剤 F.D. & C.Blue No.1, No.2, Red No.2, No.3, Yellow No.5, No.6 で負荷試験を施行.方法は吸入あるいは舌下試験を採用.診断基準は自覚症状と聴診所見を参考とし, Mckesson の vitalor でスパイログラムをとり, FVC, FEV_<1.0>" を測定, いずれも20%以上の低下が認められた時陽性とした.症例1は38才の男性でアスピリン0.1mg/ml の吸入試験ならびにタートラジン 2mg/ml 舌下試験で喘息発作が誘発した.症例2は49才家婦で, アスピリン 0.1mg/ml 吸入試験ならびにタートラジン 2mg/ml 吸入試験で喘息発作が誘発した.発作予防に K-P diet を作成, 指導し良好な結果を得ている.

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© 1978 日本アレルギー学会
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