群馬大学医学部第1内科学教室
1991 年 40 巻 4 号 p. 470-475
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天然脂溶性ポリアミンであるスペルミン, スペルミジンが, ラット腹腔肥満細胞からヒスタミン遊離を惹起するか否かについて検討した. すなわち, 0.1〜10mM のポリアミンとラット腹腔肥満細胞をインキュベーションし, 上清中のヒスタミン遊離量を測定した. 肥満細胞浮遊液にポリアミンを添加し, 1分間インキュベーションするとポリアミンの濃度に依存してヒスタミン遊離を認めた. ポリアミンによるヒスタミン遊離反応は速やかで, 反応1分後で最大に達した.
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