東京学芸大学生活科学科食物学研究室
国立相模原病院臨床研究部
1997 年 46 巻 11 号 p. 1170-1173
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小麦アレルギー患者はグルテン感受性と水溶性画分感受性に分けられた。このうち, 水溶性画分感受性の患者のみ, パイナップル由来酵素bromelainをIgE-binding epitopeとして交叉認識した。bromelainはpapainなど他のSH酵素との相同性が高いことから, 小麦アレルギー患者はさまざまなSH酵素をepitopeとして認識する可能性が示唆された。
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