アレルギー
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喘息患者に対するプロピオン酸フルチカゾンの喘息エピソードに関する医療経済的検討 : F_-luticasone IN__-vestigation of A_-sthma E_-pisode (FINE) studyより
宮本 昭正森田 寛田村 弦東田 有智荒川 一郎白神 誠
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2006 年 55 巻 5 号 p. 542-553

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抄録
【目的】喘息による入院,救急外来への受診,予定外受診,あるいは欠勤・欠席の状態(喘息エピソード)に対するプロピオン酸フルチカゾン(FP)の医療経済的検討を行った.【方法】FP使用前後6カ月の喘息エピソードデータを,FPの調査(FINE study)結果から用いた.なお,医療費はマクロ費用推計法を,労働損失は人的資本法を用いてそれぞれ推計した.【結果】898例についてFP使用前後の比較を行った結果,FPの使用開始やロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)の新規使用のため,薬剤費用は約16,000円の有意な増加を認めたが,総医療費は約120,000円の有意な節減を認めた.労働損失は,約35,000円の有意な抑制が認められた.共分散分析の結果,LTRAの新規使用はFPの医療費節減効果に影響を及ぼさなかった.FPの副作用は約2.0%認めらたが,重篤なものではなかった.【結論】FPを使用することによって薬剤費用は増加したが,総医療費の節減効果が得られた.社会全体や患者にとっても経済的なメリットが認められた.
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© 2006 日本アレルギー学会
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