アレルギー
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原著
スギ花粉症舌下免疫療法の治療3年目112例の臨床効果
湯田 厚司小川 由起子鈴木 祐輔荻原 仁美太田 伸男神前 英明清水 猛史
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2017 年 66 巻 9 号 p. 1172-1180

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抄録

【背景】スギ花粉舌下免疫療法(SLIT)が開始されて3年が経過した.我々は2年目までの治療成績を報告している.

【目的】2017年(中等度飛散年)にSLIT3年目の臨床効果を他治療と比較して検討する.

【方法】2017年の花粉飛散ピーク時にSLIT3年目112例,皮下免疫療法群(SCIT)38例,初期療法群364例,飛散後治療群258例,未治療群333例で症状および総鼻症状薬物スコア,視覚的症状尺度(visual analog scale:VAS),日本アレルギー性鼻炎QOL調査票での評価を行った.

【結果】評価した全ての評価法で,SLITはSCITと同等に効果的であった.SLITとSCITは他の薬物治療よりも有意に効果が認められた.併用薬がなく,鼻症状スコアが1以下の例が33%で,症状スコア0の例が9%であった.

【結語】SLIT3年目例はSCITと同等の効果を示し,初期療法などの薬物治療より有意に効果的であった.

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© 2017 日本アレルギー学会
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