芸術科学会論文誌
Online ISSN : 1347-2267
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一般論文
Collective Body 3次元形状測定技術を用いたインタラクティブアート
尼岡 利崇Hamid Laga齋藤 豪中嶋 正之
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2009 年 8 巻 4 号 p. 151-159

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抄録

3次元形状測定により観客の身体形状、動作を実時間で測定しインタラクティブアートのコンテンツとするCollective Bodyを提案する。本作品は、観客の身体形状から生成した3次元モデルに観客の身体動作によって実時間で特殊視覚効果を与える作品である。本作品では、グラフィックスと特殊視覚効果をそれぞれ2種類ずつ実装した。3次元モデルは、パーティクルの集合体で表現し、特殊視覚効果は生命活動をモチーフとしパーティクルそれぞれに運動方程式を与え独自に挙動させることで表現した。ユーザーは、自分自身の身体形状、動作から生成された3次元モデルを自由視点で鑑賞することにより、本作品を通し新しいインタラクティブ体験が出来ると共に新しい視点で自身の身体を捉えることが可能となる。

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© 2009 尼岡利崇, Hamid Laga, 齋藤豪, 中嶋正之
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