東北理学療法学
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研究論文
腰部脊柱管狭窄症術後3カ月の間欠性跛行とQOL の関連性
柏木 智一横山 徹
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2017 年 29 巻 p. 33-41

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抄録

腰部脊柱管狭窄症の術前と術後3カ月の間欠性跛行とQOLの関連性について調査した。当院において手術を施行したLSS患者20例(男性7例,女性13例,平均年齢72.1±6.7歳)を対象とした。評価項目は,連続歩行テスト(歩行距離と歩行時VAS)とQOL評価としてMOS Short-Form 36-Item Health Survey日本語版ver.2(以下:SF-36)と日本整形外科学会腰痛評価質問票(以下:JOABPEQ)とした。評価は術前と 術後3カ月に実施した。手術内容は全例部分腰椎椎弓切除術であった。術後の理学療法は3,4週間の入院 期間中のみ実施した。術前では連続歩行距離とJOABPEQの歩行機能において,術後3カ月では連続歩行距離とSF-36のPF,BP,GH,SF,JOABPEQの疼痛関連,歩行機能,心理機能において有意な相関が認め られた。術後3カ月において連続歩行距離の重要性が示唆された。

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© 2017 公益社団法人 日本理学療法士協会 東北ブロック協議会
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