(株)マイカル総合研究所
1994 年 43 巻 1 号 p. 1-4
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ジョロウグモの成長過程における異なる時期に分泌採取された牽引糸に対する紫外線の影響を, 老化の観点から調べた. 紫外線照射によって生じるタンパク質分解ラジカルが, ESR 法によって測定され, 照射時間および糸の採取時期の関数として調べられた. 成熟したクモから採取した糸は, 未成熟のクモよりも分解しやすいことが判明した. この事実から, 老化現象は加齢したクモから分泌した糸に対して考慮すべきであることが示唆される.
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