財団法人竹田綜合病院耳鼻咽喉科
東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室
1991 年 34 巻 2 号 p. 110-116
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
感音難聴症例に存在する免疫異常を検討する目的で, 特難を中心とする感音難聴症例83例に対して, 免疫複合体, 抗DNA抗体, 抗カルジオリピン抗体, 免疫グロブリン値, 血清補体価, 抗核抗体を検索した。 全体としては53例になんらかの異常を認め, 特に特難例の多くに免疫複合体の異常を認めたほか, 抗DNA抗体の比較的高値や抗核抗体陽性例を認め感音難聴に免疫異常が存在する可能性が示唆された。
AUDIOLOGY
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら