AUDIOLOGY JAPAN
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80Hz変調周波数追随反応の臨床応用
青柳 優横田 雅司鈴木 豊渡辺 知緒伊藤 吏
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1998 年 41 巻 3 号 p. 221-227

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抄録
80Hz変調周波数追随反応 (80Hz AMFR) の信頼性と周波数特異性を検討するため, オージオグラムの得られた難聴幼児26例27耳を対象として, 搬送周波数を変化させて睡眠時に80Hz AMFRを施行し, 周波数ごとの閾値とオージオグラムを比較検討した。また, 滲出性中耳炎症例2例と心因性難聴症例2例を対象として他覚的聴力検査法としての臨床応用について示した。
全ての型の聴力像において80Hz AMFR閾値はオージオグラムと良く一致し, 80Hz AMFRは高い周波数特異性を有することが判ったが, 80Hz AMFR閾値と聴力レベルの相関係数は低音域ほど低い傾向にあった。滲出性中耳炎症例では鼓室内チューブ留置術後に80Hz AMFR閾値の改善が認められ, チューブ脱落後に再度悪化が認められた。また, 心因性難聴症例においては500-1000Hzの80Hz AMFR閾値は10-30dBであり, 充分に臨床応用が可能であると考えられた。
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© 日本聴覚医学会
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