大阪物療大学紀要
Online ISSN : 2433-4758
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丘陵地居住高齢者における日常生活機能と強度別身体活動との関連性
高井 逸史杉山 正晃生田 英輔森 一彦
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2015 年 3 巻 p. 41-47

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抄録

丘陵地帯である泉北ニュータウンに居住する高齢者を対象に、身体活動量を強度別に分類し、日常生活機能との関連性を検討した。対象者は 32 名(男性 21 名、女性 11 名、平均年齢74.5±5.0歳)、24時間の身体活動量を計測し、強度別に 1METs程度の不活動、3METs未満の低強度、3METs 以上の中強度の 3 パターンに分類し活動時間を計測した。自記式および聞き取りにより生活行動を記録した。老研式活動能力指標(以下、老研式)を用い、老研式と下位尺度それぞれについて、満点を「維持群」、未満点を「低下群」に分類した。外出頻度などの健康状況調査と体脂肪率測定、などの身体機能測定も実施した。両群を比較した結果、低強度活動、疾病の数、体脂肪率、TUG にそれぞれ有意差が認められた。多重線型回帰分析の結果、老研式ならびに社会的役割に寄与する独立要因として低強度活動が有意に抽出された。知的能動性に寄与する独立要因として歩数が有意な説明変数として抽出された。

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