大阪物療大学紀要
Online ISSN : 2433-4758
Print ISSN : 2187-6517
地域包括ケアシステムの実現に向けた "新たな支え合い"のもつ意味
高井 逸史
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2016 年 4 巻 p. 15-22

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抄録

団塊世代が75 歳以上となる2025 年には、日本の後期高齢人口は2,000 万人を突破し、団塊ジュニアの世代が後期高齢層を迎える2050 年代にいたるまで、後期高齢者人口は2,000 万人を超える時代が続くことが予想されている。いつまでも住み慣れた地域で安心して生活を送るため、各市町村では地域包括ケアシステムの構築が進められている。そのためには、これまでの公的な医療・福祉サービスを意味するフォーマルなサービスだけでは、将来にわたり持続的に社会保障制度を維持していくことは困難である。そこで家族や近隣住民、自治会といった従来の地縁・血縁的な助け合いをはじめ、住民ボランティアやNPO 法人など"新たな支え合い"を創出し支援する仕組みを整備することが求められる。

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